2019年9月の俳句

朝顔を数へて開く観察記　（あさがおを かぞへてひらく かんさつき）

今年の我が家の朝顔は猛暑でほとんど咲かなくて咲いても小ぶりでした。 小学生の皆さんはがっかりの日々でしたでしょうか。季語：朝顔。

休暇明乾ききったるモップかな　（きゅうかあけ かわききったる もっぷかな）

夏休み中使われなかったモップは、それは見事にパリパリ。季語：休暇明

無花果をもぎて乳吹く香り吹く　（いちじくを もぎてちちふく かほりふく）

無花果の乳のねばりは往生しますが、好きですから厭いません。季語：無花果。

この想ひ指にあづけて風の盆預けて（このおもひ ゆびにあづけて かぜのぼん）

富山市八尾町で行われる行事。「越中おわら節」を歌い踊り明かしますね。一度生で観てみたいと思うのですが叶えておりません。YouTubeで観ましたが、男踊りと女踊りがあって最後に男女で踊るのを目にし、豊年を祈る踊りであるけれど男女の恋の成就も祈っているかと思いました。季語：風の盆。

ぱんと割るそばから香る新生姜
（ぱんとわる そばからかおる しんしょうが）

新生姜、なぜにこんなに美味しいの。香りももちろん味のうち。下ろしてもヒネショウがより香りますね。たっぷり甘酢漬けにして保存。季語：新生姜。

どうですかねぇ～101

そりゃね、ラグビーワールドカップの次の試合の期間が最短中3日というのはあまりにも選手たちに気の毒です。そりゃ誰だってそう思っていますよ。開催国がその期間が長くて優位な状況にあるというのも慣例化しているのもみんな承知のことではないですか！
それをなんじゃ、スコットランドは。日本との試合がスコットランドは中3日で不利だ、日本は開催国で有利だって、試合やる前から負けを宣言しているようなもんじゃないか！　日本がアイルランドに勝ってからのHCらの発言。女々しいわ。アイルランドとスコットランドでスコットランドが大敗して、帰りにスコットランドのお兄ちゃんが応援の数が少なくて負けたんだと言ってましたよ。えぇ～い、女々しいわ。
前大会のイングランド大会、イングランドは開催国で試合の間隔が有利でありましたが一次リーグで敗退したではないですか。日本も南アフリカに勝って、その中3日でスコットランドと対戦して大負けしたではないですか。よもやその時のことを忘れたわけではありますまいな。スコットランド、ティア1のチームが愚痴を言うな。

中3日のチームはメンバーを10名ほど入れ替えて来ていますね。それが強豪チームですと選手の層が厚いので可能ですが、そうは行かない選手層の薄いチームは痛いですよね。
やはりラグビーの試合と試合の期間はせめても6～7日は空けてあげたいですね。出場国は平等にその権利を受けられるように。以前は出場国は4プール×4国の16チームだったらしいです。それを20国にして、プールが5国になって、どうも奇数が良くないですね。今回でも中3日もあれば、10日程空くチームもありますものね。
しかし、下部のチームと強豪との試合はあまりにもの点差に観ているのが辛くなりますね。そのみっともない経験をして日本は強くなったんではないですか。なんか文句あります？　スコットランドさん。あっ、いけない喧嘩売ってるわ、このオバサン。御免遊ばせ。

どうですかねぇ～、下部と強豪では下部のチームにハンディーキャップとして、たとえば1トライ1ゴールは与えるとか、、、、それでは面白くないか！　番狂わせが起こるからスポーツは面白いんですものね。
やはりラグビーは負けても文句を言わない、勝っても奢らない、これだね。

どうですかねぇ～100

このカテゴリーも100になりました。最近はネタ切れでございます（汗）。これは面白い生活からだんだん遠ざかっているちゅうことか。高齢で感性が鈍ってきたちゅうことか。両方ですね（笑）
この時期ですからラグビーネタで。
ラグビーでよく引き合いに出される用語で「No Side」、「One for All, All for One」とありますが、これは日本ラグビーの用語であって海外では使われていないということです。日本では「No Side」を試合終了の言葉として使われていますが、海外では「Full Time」が使われるそうです。日本では笛が吹かれれば敵味方は無しの意訳を含んで、アナウンサーなどよく使いますし、我々も「ノーサイド精神」と言ったりして結構使いますね。外国人には通じないそうです。

「One for All, All for One」直訳すれば「一人はみんなのために、みんなは一人のために」で間違いはないのでして、ラグビーの精神論から来ているように思いますが、詳しい人の記事によれば、アレキサンドル・デュマの小説「三銃士」（1884年出版）の主人公ダルタニヤンと三銃士の誓いの言葉なんだそうです。もっとさかのぼってヨーロッパの30年戦争（1618～1648年）の発端となった「プラハ窓外投擲事件」における決起集会でもこの言葉が出てきているそうです。難しいことはよく分かりませんが、「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」と約するほうがいいらしいです。この方が納得できます。いい言葉と思いますが、これも海外では使われていないようです。
よく日本の社会では「一人の犠牲・・・・みんなの犠牲・・・・」と解釈しますが、それはどうですかねぇ～、日本独特の精神論ではないでしょうかね。いかにも日本的な解釈のような気がします。犠牲は良くないです。

　この写真見てください。ラグビー日本代表のFWの徳永祥尭選手。ロシア、アイルランドと2試合連続でウォーターボーイを務めました。ただ運ぶだけではなく戦況を分析しアドバイスしたりして貢献しているとのことです。
「One TEAM」、みんなで一つの目的のために君も努力を惜しまない。「WATER」の文字を胸を張って指差しています。選手だから試合に出たいでしょう、きっとジャージの桜を指差す日が来ると思います。応援してます、徳ちゃん！

RWC 日本はアイルランドに初勝利！！

強敵に勝ちてラガーの傷癒へる

何たる喜びか！　もう「なんもいえねぇ～」状態です。
勝ちはしたものの不安で始まった開幕戦、次はアイルランドとの試合。勝てるとは思ってなかったですから、喜びはひとしおです。そうです、彼らはできる子なんです！　
号外は地元のご婦人からいただきました。

アイルランド人はでかいですねぇ～。一般人でもでかい。その体から出る声もでかい。テレビですと日本コールが響きますが、スタジアムではアイルランドコールが響き渡りました。
その体で飲むアルコールも半端ないです。帰りの新幹線ではでかいウイスキーの瓶を仲間と回し飲みしてましたよ。一体どこで手に入れたんだ？　スタジアムは缶や瓶、ペットボトルは持ち込み禁止でチェックもあるのに。帰りの道では酒屋もなかったようなんだけど。。。不思議ではありますが、きっと新幹線の外人旅行者からもらったのでしょう。
ちゃんと我々日本人には "Congratulations"と言ってくれますし。
アイルランドと日本で8強に進みましょう！

RWC ウルグアイがフィジーに勝利！ （TV観戦）

番狂わせが今大会にも起こりました。岩手県釜石市鵜住居（うのすまい）競技場で世界ランキング10位の格上のフィジーを世界ランキング19位の格下のウルグアイが30-27で打ち破った。ウルグアイは16年ぶりのW杯での勝利とのことです。格下が格上と戦うチャンスはW杯でしかないとキャプテンは言ってましたね。
試合が終わってのウルグアイの歓喜に。前回の日本が南アフリカに勝利したときのことを思い出しました。

国歌斉唱ではマスコットキッズとしてウルグアイの選手と入場した8歳の男の子が、選手と一緒にウルグアイの国歌を斉唱しました。あんちょこ無しで！　偉い！そして いいな、いいな。

フィージーはオーストラリアにも負けているので2敗。8強は難しくなってきました。中3日での試合は気の毒ですね。前回日本が中3日でスコットランドに負けたし。やはりリカバリーするのに6日は空けてやってほしいですね。運営上難しいですかね。

ラグビーワールドカップな日々

2019年9月20日開幕しました。これから11月2日の決勝戦までラグビー漬けとなります。ファンにとっては嬉しい1ヶ月半。
　味スタに入場したのは16：00頃。キックオフは19：45。それまでどうする。もう飲むしかない。「ハイネケン娘さん、ビールください」。なんでも売り子さんは1600人体制だそうです。どういうわけか男子もいたし、おじさんっぽい売り子さんもいました。やはり娘さんの方が味が美味しく感じます。Heinekenは今大会のオフィシャルスポンサーで競技場では他のビールは売っておりません。350ml缶が700円。大きいカップが1000円。みんな「たけ～！」と必ず言います（笑）

　開幕戦の試合前の航空自衛隊アクロバットチーム「ブルーインパルス」のパフォーマンスはキレイでした。オリンピックの五輪の練習かい（笑）と思いましたがやはりアクロバットは輪の披露がいいんですわね。
※追記：後で分かりましたが、桜の花とのことです。

　いろいろショーがあっていよいよ開幕戦、ロシア対日本のキックオフです。ロシアのキックでスタート。普通このキックのボールはしかと受け止めますが、あれ！？　トゥポウ　落としちゃいましたよ。なんかこう日本の選手は固くなっている空気がスタンドにも伝わってきます。すぐさまロシアに先制され、その後もロシアのプレッシャーを受けながらもトライを決めて前半は12-7で折り返しました。試合内容は3日も経つともうよく覚えていないので（笑）これぐらいにして、とにかく30-10で勝ちました。20点差があるものの結構苦しめられた試合でしたね。キックはもう止めてっ！と声に出したほどうまく行きませんでした。キッカーの田村は何故に安定しないんだろう。良いときと悪いときの並幅が大きすぎる。世界のキッカーはそこが違う。
この試合は松島幸太朗の俊足とフォワードの8人に助けられた。後半早々にFLピーター“ラピース”・ラブスカフニがタックル後にボールを奪い返してそのまま自陣から50メートル以上走り切ったのには「尊いわぁ～」。フォワードだから松島のように華麗には走れないけれど、あのドタッドタッが観客の心を動かします。

日本初戦勝利の喜びを心に締めて、翌日21日は横浜スタジアムへニュージーランド対南アフリカ戦を観戦。
　ニュージーランドのハカはやっぱり好き。勝負の前の儀式ということですが、最近は結婚式などのお目出度い席でも行われるとか。日本ととりあえず予選では対決はないですが、日本でニュージーランドと南アフリカの試合はめったに観られるものではないので、この試合も楽しみでした。しかしね、南アフリカがもうちょっと競ってくれると思いきや23-13でニュージーランドの勝ち。ニュージーランドはやっぱり強い！パスの正確さは恐れ入ります。受けるのに立ち止まること無いですもんね、走りながら受けられる、よってリズムが生まれ流れるようにゲームが進みます。

　そのまた翌日22日も横浜スタジアムへ。日本と同じプールのアイルランド対スコットランド。偵察に行かねばの。
両国の声援が大きい。特にアイルランドのサポーターは声がでかい。「スコットランド！スコットランド！」と声を出ると、それを打ち消すように「アイルランド！アイルランド！」とかぶせる。6Nationsの試合に居合わせているような気持ちになりました。試合後にスコットランドのお兄ちゃんに愚痴を聞かされた。「今日負けたのは観客の数のせいだ。アイルランドは500でスコットランドは100だった」と。そりゃね5：1では応援負けですもんね。お兄ちゃん、酔ってます。絡まないで。私に訴えてもなんの役にも立ちません。ゴメンね。
まぁ、試合そのものは偵察にならないような内容でしたね。27-3とアイルランドの攻守が光って勝利。スコットランドがペナルティキックの3点だけなんて。今日のスコットランドなら日本は勝てる。
キックに課題のある日本はアイルランドには苦戦を強いられそうです。

家に帰れば他の国の試合をテレビ観戦。フランスとアルゼンチンの試合は見ごたえありましたね。この二国にはノーサイドという精神はないらしく、終わって乱闘してましたものね。「死のプールC」と言われるだけに、アルゼンチン、フランスが大暴れするんではないでしょうか、いえいえ終了後ではなく試合でです（笑）

いよいよ ラグビーワールドカップ日本大会 本日20日 19：45 kickoff !!

開幕戦は東京スタジアム（味スタ）　ロシア対日本。
その開幕に吹かれるホイッスルが、はるばる前開催地のロンドンより昨日19日到着しました。
それも2万キロを自転車で運びました。運んだのは元ラガーの南アフリカ出身のロン・ルトランドさんと、香港出身のジェームス・オーウェンさんです。

　右がロン・ルトランドさん、左がジェームス・オーウェンさん。中央が開幕戦の主審を務めるナイジェル・オーウェンズさん。

主審のナイジェル・オーウェンズさん（48歳）はウエールズ人。ラグビー界ではトップを行くレフリーです。前大会のロンドンでも決勝戦を吹きました。とてもウィットに富んだレフリーで有名だそうです。数々ある名台詞、スコットランドのホッグが軽いレイトチャージに大げさに転んでアピールしたら、「今日ではなく2週間後にここでサッカーの試合があるからそれに出なさい」。なんでもサッカーネタは得意とのことですよ。
また、ボールボーイがピッチにボールを投げ込み、ナイジェル・オーウェンズさんにあたってしまった時には、ボールボーイにイエローカードを出したとか。

今日の試合ではどんなウィットで選手たちにやんわり辛口で注意するのかしら。それも楽しみたいところですがレフリーの声は観客の声援に消されてしまうことでしょう。