ぞろぞろと日本列島啓蟄期

 冬眠から目が冷めた虫がぞろぞろ、開花も伝えられた今日このごろ。例年ならめでたや、うれしやと日本列島も湧くところですが、今年ばかりはそうも行きません。新型コロナの消息も長引く可能性が大。そうも塞ぎ込んでいられません。覚悟を決めて今を過ごそう。
朝散歩に出かけたついでにドラッグストアでマスク・消毒液を探す毎日でしたが、あるはずもなく不安が募り、それがストレスとして溜まっていた。で、キッチンペーパーでマスクを作ることにした。YouTube で化粧の濃い親切なおばちゃんに行き着いた。うん、簡単に作れる。それでせっせと作り出しました。テレビで大相撲を観ながら。するとマスク不足を解消できてスッキリ。コロナ鬱もど~よってお気楽さ(もともとそんな性格なのであります)。


 大相撲ですが無観客試合も初日一日で慣れましたね。今日のこの一番で過去の対戦を映しますが、観客びっしりが「うわっ、暑苦しい!」とのけぞるほどの、環境適応の早いこと、そんなもんです、この私。
f:id:nikkokisuge:20200318142423j:plain:left で、その大相撲ですが、去年の初場所優勝した玉鷲は、それ以降パッとしません。付き押しの威力も衰えてきました。35歳という年齢から言うとそれは致し方ないかな。優勝も経験したし、番付も関脇まで行ったし相撲人生ではうまくできたと言ってもいいでしょう。ファンとしては納得するのであります。 う? ファンが勝手に終わらせて駄目でっしょ!すみません。
玉鷲鶴竜と仲良しのようです。探すとツーショットの写真が見つかります。


f:id:nikkokisuge:20200318144646j:plain:left ところでお相撲さんって、案外身近にいるおばちゃんに似ていません? 左 宝富士、右 阿武咲 こちらのふたり、知り合いの中年女性に似ているんですよ。「○○さぁ~ん、頑張れぇ~!」と応援しています。宝富士は相撲うまいですね。ベテランの域、目立った勝ち方するわけではないけれど終わってみれば勝ち越している感じ。阿武咲 昨日の白鵬戦はお見事な勝利でした。

ラグビーも6Nations、スーパーラグビートップリーグとすべて中止や延期や中断となってしまいました。なぁ~んも楽しみがなくなってしまった。トップリーグ 無観客試合でもやってほしいと思います。大相撲で慣れたから。。。。って自分の都合ばかり言うな!ですね。すみません。

新型コロナ鬱

テレビを付けてもこの話題ばかり。マスクの自宅在庫に不安、使い回しするなと言われても、アルコールをシュシュとして2~3回は使っている。いつもの散歩には濃厚接触もないので続けていますが、、、当初はそれも良かったけれどこのところそれでも気が滅入るようになってきた。マスクしていないと白い目で見られるような雰囲気。花粉症の次男はもちろんマスクをしているけれど、電車の中でくしゃみをするのが憚れるようです。「風邪ではありません!花粉症です!」と弁明したい気持ちでしょうね。
地下鉄など利用しての街へのお出かけはしていない。茶道・俳句も絵本読み聞かせも中止。楽しみなラグビートップリーグも試合は中止。「そうだ!映画に行こう!」・「いいわけ無いしょ!」と一人ツッコミ。
いつまでこの我慢をすれば報われるのでしょう。。。もうちょっと、もうちょっと ですかね。

北海道に感染者が多いのは理解できる。さっぽろ雪まつりで中国からの旅行者が多かったのではないかと。イタリアだって観光客多いですもんね。しかし、何故に京都が少ないんだ? もちろん少ないのに越したことはないけれど。あんなに年中中国人だらけだったのに。

2020年2月の俳句

淡雪や戯れほどに帽の上  (あわゆきや たわむれほどに ぼうのうえ)

淡雪は牡丹雪ともいいます。ぽってりと大きいけれど積もることはなく溶けやすい雪です。悪戯されたかのようにちょっとだけ帽子の上に。
季語:春の雪、淡雪、牡丹雪。


寒締めに甘さほろほろほうれん草  (かんじめに あまさほろほろ ほうれんそう)

寒締めは収穫間近になった菜っ葉をわざと寒さに当てる栽培方法です。糖分を溜め込んで甘くなるとか。その代表はちぢみほうれん草。
季語:ほうれん草。


指切りし紙の真白や冴返る  (ゆびきりし かみのましろや さえかえる)

紙で指を切ると深くないのに痛いですよね。季語:冴返る 暖かくなりかけた頃に寒さが戻ってくること。心身の澄み渡るような感覚が呼び覚まされると歳時記にあります。


下萌や伸びする土の此処彼処  (したもえや のびするつちの ここかしこ)

長い冬からの目覚め。おまたせしました春ですよ。それにしても今年は早い。季語:下萌。早春地中から草の芽がもえでること。


雛祭母の癖など真似し合い  (ひなまつり ははのくせなど まねしあい)

3姉妹ともなるとかしましい。雛ちらし寿司を作りながら、笑いながらも、母を懐かしみます。季語:雛祭

どうですかねぇ~107

どうも腑に落ちないんですよ。日本ラグビー協会の運営というか方向性というか、なんかこう場当たり的に思えて、、、、21日の発表によると

ラグビー協会は第57回日本ラグビー選手権大会の日程を発表した。

これまでは1月に試合が行われてきたが、今回はW杯開催によるスケジュールの変更を受け5月に開催される。

日本選手権には5月9日までに行われるトップリーグの上位4チームが参加、4チームによるトーナメント形式にて優勝を争う。

トップリーグとは別のタイトルとなり、準決勝はEテレ、決勝戦NHK総合でTV生中継される。

チケット情報は決定次第、後日アナウンスされる。

只今開催中のラグビートップリーグ16チームはポイント制で順位を決め1位が決まることになっていたんですよね、日本選手権はなかったんですよね、と協会に確認したいです。優勝決定戦のゆの字も出てなかったのに、ここに来て優勝決定戦をやると決めたの?
トップリーグの観客の入りがいいから、やるべ!」と急遽決めたんですかね。そこがはっきりしない。
ラグビーファンとしては盛り上がるのは大いに歓迎で嬉しいことです。しかし、こう場当たり的な発想はバカっぽいから止めてほしいです。しかもその会場は花園・秩父宮。どうみても、よほどのどんでん返しがなければトップリーグの上位4チームは神戸製鋼・パナソニップ・ヤマハサントリー東芝(クボタは今年外せないチームであります)あたりではないでしょうか。ましてやオバサンの推測によれば決定戦は神戸製鋼パナソニックでしょう。だったらそれぞれのホームである神戸や熊谷でやってやり~や!
プロ化を目指しているラグビー協会、地元密着を主旨としているのに、ここでも支離滅裂。いっそ新国立競技場で決勝戦なら分かる。

それとプラス、2020年6月27日(土)にはウエールズ戦開催が決定しています。ちょっと選手たちを休ませて代表合宿に備えさせてあげてくださいよ! どうですかねぇ~、、、この日程厳しくないですか。トップリーグ5/9で終わるで、それでもぎりぎりの準備期間じゃないですか。

新生PARCO劇場 杮落とし「志の輔らくご」

東京渋谷のPARCOは建て替えで3年半休業していました。3月から5月までオープニング・シリーズと銘打って、そうそうたる出演者による演劇が上演されるとのことです。それに先駆けての杮落とし立川志の輔による「志の輔らくご~PARCO劇場こけら落とし~」。PARCO劇場での1月公演といえば「志の輔らくご in PARCO」が恒例でした。志の輔ファンは特にPARCOでの復活を心待ちにしておりました。


f:id:nikkokisuge:20200220142802j:plain:left 渋谷といえば駅前はすごい勢いで再開発が進んでおりますが、ここPARCOのある辺り、NHKに近い、まぁ渋谷も奥の辺りも再開発が進んでおるのですね。古かった渋谷公会堂もすっかり新しくなっておりました。











f:id:nikkokisuge:20200220143047j:plain:left 一応ファッションフロアも覗いてみましたが、アートっぽいファッションばかりでどんな人が着るのかなぁ~って感じ。アーチストや芸能人をターゲットにしているのかしら。渋谷ならではのファッションで、銀座や日本橋で着て歩いても浮くかな。まぁ、いずれにしてもオバサンには縁のないファッションです。





f:id:nikkokisuge:20200220143443j:plain:left この志の輔らくごは1/24に始まり、我々が行ったのは2/18。もう終わりに近いからか祝花はさすがに少々。「座席数が458席から636席に増え、舞台空間も拡張された」ということなので、どんな演出をしてくれるのか期待が膨らみます。なんせ「メルシーひな祭り」を演りますからね。









幕が開くと志の輔師匠が猿楽師に扮して登場。古来よりこけら落としには欠かせないとされた三番叟(さんばそう)を舞い踊ります。


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開演前                  開演後

 高座着に着替えて、三番叟が劇場に宿る神にささげたものであることを話しました。神様の御利益がテーマの古典落語「ぞろぞろ」へ。「こけら落としの一席」として、こう持っていくところは心憎い演出です。
「メルシーひな祭り」。フランス特使婦人と幼い娘が雛人形の名職人がいり町を訪れて、、、、下げのセリフで暗転し、ステージに現れたのは生きている雛人形飾り。PARCO劇場ならではの期待に応えての演出。
中入りの後「おめでたい一席」として「八五郎出世」。何でもPARCOで初めての演目とのこと。他の噺家さんのは幾度となく聴いておりますが、そうか志の輔師匠のは初めてなのかと。殿様のお世継ぎを産んだ妹とがさつな兄の久しぶりの対面、兄妹愛に涙を誘います。(この演目は誰がやっても下手な人のは聴いたことがないなぁ~)。
何せ出世話ですから、杮落としの最後の演目にふさわしいであります。

坐骨神経痛

f:id:nikkokisuge:20200217141821j:plain:left 4年ほど前より左の臀部がツンツン、シクシク、ジットリと痛みに悩まされていました。特に冬に限ってですが。鍼灸をしたり、なんだかんだと貼ってみたりしても一向に良くなりませんでした。
仙骨を温めると良いと知って、ミニカイロを毎日当てておりましたらここ2年ほど治まってきました。完全に痛みがなくなったわけではありません。時に痛みを感じるときもありますが、酷い痛みでもなく、長引かないので、随分楽になりました。仙骨温め法は私には効果大の治療です。