渡良瀬川の遅い春

8日日曜日は素晴らしい春爛漫でしたね。女4人での旅は群馬県の梨木温泉。浅草の東武鉄道りょうもう号で向かいます。

相老まで行きそこでわたらせ渓谷鉄道に乗り換えます。渡良瀬川に沿って走る電車で渓谷美を満喫できる電車です。ただ春はまだ訪れず河津桜が咲いています。ソメイヨシノの桜は固い蕾のままです。この日の気温は高かったですから春はもうすぐ来るでしょう。








わたらせ渓谷鉄道は単線で駅のほとんどは無人駅。下り上りの電車の待ち合わせはどの駅も40分ほど待たなければなりません。私的には渓谷美の一番美しいもっと奥に行ってみたかったのですが、連れの3人から無人駅で自販機もない駅で40分も待つのは辛いということで却下ですよん。それでも渓谷美にこだわる私、宿は本宿でして一駅先の水沼までの区間は「古路瀬(こじせ)渓谷」といって素晴らしい渓谷を眺められるようです。水沼駅には温泉センターや売店もありそうだし待ち時間も30分で短い。そのプランに落ち着きました。
川に沿って走る電車良かったのですがまだまだ木々の芽は固くほとんど裸の木でしたから、う〜ん渓谷美とは言えませんでしたね。きっと桜の季節、新緑の候、紅葉の季節は素晴らしい景色であることは想像できます。再訪できる機会があれば今度は終点まで行ってみたいな。



今晩のお宿は梨木温泉「はせを亭」。友人がネットで見つけてくれました。キャンペーンで普段より安く泊まれるのです。お部屋も広くゆったり上質な空間です。なにしろ皆が気に入ったのは飲み放題のビールサーバーがあり、お部屋の冷蔵庫内の飲み物はタダ(但し追加はできません。世の中そんなに甘くはない(笑))。
もちろん温泉も良かったです。茶褐色のお湯は含食塩炭酸泉でぬるめ。ゆっくりと私たちを温めてくれます。露天風呂が貸切出来きました。





お食事はこの宿の名物「きじしゃぶしゃぶ」「やまと豚しゃぶしゃぶ」ふたつづつ頼みました。写真は撮り忘れたので宿のHPから使わせてもらっています。きじは初めていただきますが適度な弾力があってあっさりと臭みもなく上品な味でした。お汁のしみたつみれは最高でした。

こうして女4人は久々の旅行に、酒を酌み交わし美味しい料理と温泉で「いやぁ〜いいよね〜」と満足の夜を過ごしました。