対策が後手にまわるのが・・・

昨日出生前検査でダウン症等染色体異常や脳・心臓の異常が分かるという報道がありました。精度は99%。35歳以上が対象とのことで、女性の高齢出産は卵子の老化に伴い出産のリスクが大きくなるからでしょうか。
出生前診断については支援の体制が整った約10施設が参加予定。各施設とも院内に倫理委員会の承認を経た上で開始するとのことですが、ちょっと気になる検査です。
異常が見つかれば中絶を選ぶ可能性は大ですので余程しっかりした体制で臨まないと怖いですね。記事の中の成育医療センターのセンター長「適切なカウンセリングが必要。なし崩し的に広がる前にルールを作り、相談支援体制を整備したい」の言葉です。全くその通りで生まれてくる子の支援体制作りが先だと思います。
医学・科学の進化発達もいいけれど、それに伴う体制を整えてからでないと実施しない方がいいような気もします。