伊豆稲取 細野高原

9月30日日曜日、台風が来そうなのであきらめていましたが朝まだ明け切らない4時に夫が星が出ているし大丈夫そうだから行こう!と。伊豆稲取の細野高原に向かいます。

数日前新聞の旅行広告に細野高原の広大なススキの原が載っていました。準備をして5時過ぎに出発。小田原からR135号は1車線のため通常は大渋滞です。朝早いだけあって車はスイスイと渋滞もなく目的地に。でも3時間は掛かりますね。着いたのは8時半頃。駐車場は空。誰も来ていない様子。三筋山を頂点に裾野いっぱいがススキの高原です。さあ、心躍らせながらハイキングのスタートです。今日は山登りではないので気が楽です。というのも左足の膝があまりかんばしくないのです。整体の先生にテーピングはしっかりしてもらってきましたが。山のUP&DOWNはちょっと自信ないのです。
風に揺れるススキを愛でながら蜻蛉の舞を楽しみながら歩きますが、なんだか小さな黒い蜥蜴がいっぱいです。どういう種類か。あまりにも小さくすばしっこいので恐くも何ともありません。都会で見るとぎょっとしますが、自然の中ですとごくごくそんな昆虫や爬虫類もいるわねと自然に受け止められますね。小高い丘で昼食休憩。海と高原を一望できる場所にどっこいしょ。空と海が一体になっています。駐車場も見えますがまだうちの車のみです。こんなひろい高原に私たちだけ。なんと贅沢な! 
  海と空 すすきの原と ほしいまま


しばし休んで台風が来ないうちに帰り支度。背丈ほどあるススキの間を縫って降りていきます。ようやく車が2〜3台、人が訪れたようです。そのうちのご主人と挨拶をし、我々の装備を見て「どこをまわっていらっしゃったんですか?」高原ハイキングにしては重い服装でした。きっと天城山からと思われたのでしょう。「いえいえこの高原を一回り」とちょっとテレながら答える私たちです。服装がちょっと浮いていたかも、大げさだったかもです(笑)。
帰りは東名の事故渋滞にあって結構時間が掛かりました。台風の影響も家近くなってからでしたから、まあ大丈夫でした。