テレビドラマ 「ゴーイングマイホーム」

私はテレビドラマが結構好きです。1クール3ヶ月続いた秋のドラマもいよいよ終盤。ぞくぞく最終回が続きますね。
私が特に楽しみにしていたのがフジテレビの「ゴーイングマイホーム」。阿部ちゃん(阿部寛)が主人公というのもあるけれど。主人公はCM制作会社に勤めるプロジューサー。故郷の父親が倒れたのを機会に実家に足繁く通うようになります。両親や姉夫婦、妻や娘とのやりとりの日常を丁寧に描いていました。父親がはまっていた「クーナ」という小人を探し始めます。クーナが存在するのか否かということより、何気ない家族の会話、行動や判断が毎週楽しみでした。
でかい阿部ちゃんが、部下や家族から「小さい」と言われると「小さいと言うな!」と怒るのも面白かった。映画監督の是枝裕和さんが脚本・演出。16年ぶりの連ドラ出演の山口智子で話題にもなりましたが、視聴率はとても低かったようです。
結末が気になる展開やときめく恋愛ドラマの方が視聴率的にはいいんですわね。なにげない会話のやり取りにくすくすして、言葉には結構深い意味もあったりして好きでした。明日が最終回。ちょっと寂しくなる。