釧路の鶴 タンチョウ


1月24日の朝日新聞夕刊の記事に釧路の給餌場に飛来するつがいのタンチョウの話がとても印象的です。阿寒国際ツルセンターに1羽だけ歩いてやっとのタンチョウがいます。足に個体識別リングがついていて「K子」の愛称で呼ばれています。人間の年齢でいうと30〜40代。毎年冬の時期に同センターに飛んできます。ところが昨年11月から飛ばずに歩いて来るようにり、何かにひっかかって右の羽を骨折したらしいのです。治療をしても再び飛ぶことは難しいほどの重傷。K子にはつがいの雄がいて2羽はいつも一緒に餌を食べています。
センターの主任の話によるとつがいは片方が怪我をして集団生活が出来なくなると関係が解消されるのだそうです。「一緒に飛んで帰ろう」とばかりにK子の前で飛ぶしぐさをして仲むつまじい。K子は夕方仲間の元に戻る雄を見送りつつセンター近くのねぐらに歩いて戻っていくそうです。
春になるとタンチョウは湿原に帰りますが2羽はどうでしょうか。職員の皆さんは「2羽の絆が続きますように」と願っていると締めくくっています。
このお話しにぐっときました。雌を見守り寄り添う雄。夫にこの雄のタンチョウの爪のあかを煎じて飲ませたい! いや現状としては妻の私が煎じて飲まなくちゃいけないか。。。





お話し変わりまして、昨日リビングのエアコンが寿命で壊れてしまいました。新しいのが入るまでの間寒さをどう凌ぐ? とりあえず電気ストーブを買って急場をしのごうかと。そうしたら夫が茶道具の電気風炉釜にお湯をしゃんしゃん沸かせておけば暖かいのではないかと。なるほどね、トライしてみようということに。それが暖かいんですわ。まあ、リビングといっても狭いですからね。
電気コンロを着けているのと一緒で直火ですからね。暖かいのですよ。これで凌げそうで無駄遣いせずに済みそうです。名付けて裏千家暖房 、なんちゃって。