だらだらの夏休み

お盆休み、故郷名古屋へのお墓参りは、この暑さで勘弁して貰って、そちらに向かって手を合わさせてもらいました。ずいぶんな無沙汰をあやまりつつ。

この猛暑、体調も優れないこともあって家で過ごしています。録画しておいた映画をだら〜っと横になって観ています。「桐島、部活やめるってよ」「私が生きる肌」。「桐島・・・」は高校生が主人公の青春ドラマでオバサン向きではないかとも思ったけれど、みんな普通に演じていて今の高校生像を見た感じ。違和感無かったです。バレー部の主将で勉強も出来る桐島君が突然退部するという噂に振り回される同級生達。それがなんとも高校生らしく良い感じです。肝心の桐島君は結局最後まで姿を見せません。
「生きる肌」はスペイン映画。外科医が性転換させた男性に開発した人工皮膚を移植し亡き妻そっくりな女性を作り上げるというちょっと怖いお話です。
こうしているうちに今年映画館で観た映画なんだっけ?と思い起こします。「アルバート氏の人生」「レ・ミゼラブル」「悪の教典」「舟を編む」「はじまりのみち」「二流小説家」「31年目の夫婦けんか」「ローン・レンジャー」。大体1ヶ月に1本の割合で観ています。シニア料金なので気楽に行けています。
今年上半期(過ぎているけど)マイベスト3を選ぶとすれば一番は「アルバート氏の人生」。職に就くために性別を偽り男性として生きることを選んだ女性をグレン・クローズが見事に演じていました。
二番目はやっぱり「レ・ミゼラブル」かな。アン・ハサウエイが綺麗で歌も良かった。
三番目は「舟を編む」。出版社の辞書編集部を舞台となり、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿が描かれています。主人公のちょっと変わった真面目な青年 松田龍平が良かった。
特別賞として「ローン・レンジャー」。ジョーニー・デップのこういう役好きですわ。そもそも彼を知ったのは「チャーリーとチョコレート工場」。出会いが出会いだけにこういうコミカルな役が好きです。「パイレーツ・オブ・カリビアン」はやはり最高。「ツーリスト」のラブストーリーはどうもイメージにあいません。
今年下半期の映画鑑賞も楽しみに。
明日ぐらいちょっとしゃきっととした休日にしないとこのままだれ続ける自分が怖い。