迎賓館赤坂離宮


参観の事前申込に応募運良く当選しましたので指定された8/28に行って参りました。以前より興味がありましたので当たってラッキーです。参観は毎年夏に実施されているようです。夏場は接遇行事が少ないからですね。
入場に関しては厳重です。まず申込者・同行者も含め本人でなければいけません。当日行けなくなったので替わりに○○さんを誘ってというわけにはいかないのです。申請してある氏名(申込代表者・同行者)を確認するため身分を証明するものが必要です。そして飛行機に乗るときのように金属探知機・手荷物赤外線検査と物々しいものです。まあ当然ですわね、迎賓館はご存知のように、「外国の元首や首相などの賓客に対して、宿泊その他の接遇を行うために設けられた国の迎賓施設」ですからね。
1909年(M42年)東宮御所として建てられました。外国に追いつけ追い越せの気運もあったでしょうね、建築家の片山東熊氏の設計、調度品等インテリアは当時のすぐれた美術工芸家達の手になるものです。ネオ・バロック様式の建物の外観はもちろんですが室内の装飾が素晴らしいです。各部屋には説明員が2名づついて説明してくれます。室内の撮影は禁止ですのでご案内できませんが、ホームページの写真集はこちらへ
http://www8.cao.go.jp/geihinkan/akasaka/photo.html
時間にゆとりのある方はインターネットの動画をどうぞ
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2534.html


広間は彩鸞の間・花鳥の間・朝日の間・羽衣の間とあります。それぞれがテーマをもち装飾されその豪華さに圧倒されます。大理石やシャンデリアは外国から取り寄せたものですが、インテリアなどは外国のものを模して日本の職人さん達が創り上げたんですって。やはり日本の技術は誇れるものですね。確かなもの・本物を目にする喜びがあります。それは建物といえ、インテリアとはいえ、美術品を観るような喜びです。そうしたものに出逢えた幸運に感謝です。





前庭ですが、こちらは秋に事前申込なしで観られますよ。迎賓館には入れませんが建物のレリーフなど間近に観られます。