きのこ狩り

9/29日曜日、富士山は五合目須走口にきのこ狩りへ。まだまだ登山者がいるので駐車場は満杯。道路にカーブの所を避けて駐車してくださいとのこと。やはり世界遺産になって登山者は増えているのでしょう。駐車場満杯は初めての経験です。
今年は去年の場所を変えて小富士遊歩道を30分歩きその脇へと入り込みます。去年は常連のおじさんに根こそぎ採ってはダメ、来年生えなくなるからと教育的指導を受けたので小刀を持参しましたよ。
去年は初心者で小さなものも嬉しがって採っていましたが、今年はそこそこの大きさのきのこを採ることにしました。少し山を分け入ってもなかなか見つかりません。だんだん目が慣れてくると見つけられるようになります。


今年一番のでかさ。こんな大きさは初めてなので記念写真。とても気をよくした夫は同じくらい大きい白いきのこを見つけましたが、それは毒きのこ。選別してもらった山小屋のお父さんに「これは死ぬよ」とあっさり言われました。きのこ殺人事件なんて、あなおそろしや。選別してもらって分かったのですが、大体において、もちろん一概には言えませんが白っぽいきのこはどうも駄目なようです。ちいさいので形が違うものもはねられました。






今年の成果です。けっこう山盛りでしょ。
山小屋のお父さんが「家に帰ったら塩水に5分ぐらいつけて流し水で洗い、さっとゆがきなさい」と教えてくれました。ゆがいたらかさが半分くらいになりました。ゆで汁は出しとして使えるようですが、どうもえぐい。ちょっと薄めて使いましょうか。
大きな同じきのこばかり採っていたオジサン曰く、「これが美味しい。これを採るために来るんだ」と言っておりました。しかと目に焼き付けました。来年はそれ目当てとしましょう。去年より今年、今年より来年ときのこ狩りの腕を上げていきます。
「どの辺りで採れるの?」と聞きたかったけれど、それは大人じゃないかなと思って尋ねませんでした。それは自分の大事な場所。そうそうたやすく人の良いこと言ってられません。立場が反対であっても、私なら「あの辺・・・」とおおざっぱに答えますもんね(笑)。それに山の中です目印になるようなものありませんしね。自分の足で探すのが一番です。今年okでも来年は分からないし。
昨晩はキノコソテーにしましたが今晩はきのこ汁を作ります。秋の味覚を堪能します。松茸はないけれど。。。。

  すれ違ふ籠の気になる茸狩