酉の市2013

商売繁盛の酉の市へお参りするようになったのは5年ほど前から。あの賑わいと商売繁盛の神頼み。今年も11/15の二の酉に行きました。浅草の鷲神社です。


まずはお昼の腹ごしらえ。「駒形どぜう」でどぜう鍋。浅草に来ちゃこれを外すわけにはいきません。お店に近づくとタレの香りが食欲を誘います。臭みなどなくすんなりいただけますよ。きっと養殖の技術が進んで骨も柔らかく臭みも少なくなったのでしょうね。「えっ、どぜう!」と二の足を踏む人もひとたび食べれば美味しさに魅了されます。たっぷりのネギをのせ、ささがきゴボウも頼んでいただきます。




数年前、この近くの1ルームを借りて自分一人のオフィスにしていました。その近くのどら焼きの「おがわ」。本日は売り切れましたの札が。いつもお昼頃には無くなるのです。小さなお店ですのでね。店主も老人ですし沢山焼いているわけではないので午前中で終わります。だめもとで寄ってみましたがやはりダメでした。
それではtsuiteruさんお気に入りの亀十のどら焼きを買うことにしましょう。







その前に、いなり寿司とかんぴょう巻の「志乃多寿司」へ。つゆをたっぷりと含んだ油揚げは少し甘めに煮あげています。すし飯の酢加減もちょうどいい。これは明日のハイキングのお弁当にします。この時期なら大丈夫。いたみもないでしょう。
浅草は食べるものが美味しいです。あれもこれもとついついくいしんぼうになります。神谷バーによって電気ブランといきたいところですが、今晩はキューバンナイトのサルサライブがあるのでその時飲みます。後ろ髪引かれながら自重することに。





浅草寺浅草神社にお参りして鷲神社へ。浅草から鷲神社までは20分ほど歩きます。ちょっと裏の道を通りましたら。美しい紅葉が。

 街んなか壁画となりて蔦紅葉

こうゆう紅葉もあるのですね。












この日は生憎の雨。日中でもあるのか人もいつもより少なく、ちょっとの列でお参りできました。あとは熊手の露天を見物。威勢の良い三三七拍子があちらこちらで響きます。大きな熊手から小さなものまで。しばし立派さを愛でながら数百軒のお店をひとまわり。熊手といってもそれぞれのお店に特徴があります。私も小さな熊手を毎年買っています。最初は小さい物から買い始めて年々大きくしていくのがい正しい買い方のようですよ。大きな熊手を買えばそれなりのご祝儀を渡すのが粋な買い方とか。江戸っ子はこういうところケチらないのですね。「ご祝儀いただきました!」と大きな声も飛び交います。こういう雰囲気が好き。大きな福をかき込むように熊手は高く掲げて持ち帰るのだそうです。掲げる人も晴れ晴れしく得意顔。いいやねぇ〜。小さな熊手の私はその人の気分に便乗して帰るのです。