我が家のGW

今年はスケジュール満杯のGWでした。
まず2日は、裏千家淡交会六東支部懇親茶会。うちの先生が濃茶席を設けられました。他の先生お二方によります薄茶席、立礼席と合計3席で、なんとお客様は900名もいらっしゃる大寄せです。1回のお席は75名で12・3回も繰り返し行います。スタッフ側は朝7時集合。私は夜明けの4時半起床でした。
今回の私のお仕事は先生に代わってお道具の説明です。もう一人の先輩と先生の3人で受け持ちます。先生は顔見知りの方、親しい方が正客になられたときに出ていただきます。茶会は席主と正客のやりとりが風情を増します。それには正客もそれなりのお道具や歴史・和歌・墨跡など幅広い知識が必要です。同席した客は席主・正客の会話を楽しみにさせてもらいます。先生は今年の干支、十一代玄々齋が午年ということもあり、玄々齋にまつわるお道具をご用意されました。どのお道具も歴史が脈々と息づくものばかり。そしてその説明をさせていただく またとない経験を与えてくださった先生に感謝です。ただし私達はそんな受け答えはできませんので、ちょっと自分の言葉を加えてさらっ〜と一通りのご紹介。
茶会では撮影禁止ですのでその様子ご紹介できずごめんなさい。


3日は大阪から長男夫婦がきまして、次男の新居訪問。息子の部屋はマンションのよくあるタイプの間取りですが、敷地の庭の空間スペースが半端無い。都内ではこんな敷地は取れませんが川崎と横浜の境なので大型のマンションが建てられるのですはね。ゲストハウスも完備されているので長男夫婦はそこでお泊まり。ホテルのミニスィートといえるほど広々と豪華。
なんせ、次男は独り者。泊まれる部屋はあるけど布団が無い(^∧^)。しかし布団がなくてよかったって感じでおます(笑)。



夫は還暦を迎えます。4日の今日はそのお祝い。還暦茶会を自宅で行いました。なんせマンションの和室ですので工夫が必要。一応、客の席には赤毛氈を敷き、丸卓を使う薄茶の入子点(いりこだて)にしました。この点前はお道具を棚に荘りますので水屋と点前座の行ったりきたりがないので膝の具合悪いときに向いたお点前です。写真は最後の荘り付けです。
家族で茶会もいいものですよ。家族といえども最初はちょっと緊張して身を引き締めて。
薄茶の席は和やかに会話を楽しめます。緊張もとけて、夫は息子たちからお祝いの品をいただきましたよ。長男夫婦から車の運転にあうレイバンのサングラス、次男からはveranderに英国式如雨露。
夫は大喜びでサングラスをかけ、如雨露を持って水やりの式。は〜い、皆さんカメラを構えて(笑)
私からのプレゼントは夜の食事会。夫の希望で中国料理。紹興酒もすすんだようです。ご機嫌な夫にみんながハッピー。
うちんちのGWはこうして終わりました。