吟行 上野動物園

10月はまるまる俳句勉強会には行けませんでしたので、昨日の吟行はなんとしてでも出席したいと思っていました。久しぶりにお会いする先生・お仲間、事情をご存知の皆さん、「Kさん、来られて良かったですね!」と声をかけてくださいます。お仲間は嬉しい。
動物園での吟行、、、季題と動物とどう合わせるか難しいなと思っていました。だって折角の動物園での吟行ですもの、なるべく動物をからめて詠いたいですもの。
しかし、35年ぶりくらいの動物園。童心に帰って動物が楽しくて見入ってしまいます。


やはりパンダでしょうか。上野動物園は入ってすぐにパンダ檻があります。見たくなくても目に入る。いえいえそんなこと言わずに見ましょうね。オスのシンシンは後ろを向いて寝ていて、でかいお尻しか見えませんでした。小学生や園児の遠足も多く、「お尻、汚いね。白くないね」なんて子供は感想も正直です(笑) 飼育係のお姉さんは「座ったりするから土がついて茶色くなるのよ」と一生懸命弁護してました。 写真はメスのリーリー。こっちを向いておりました。



キツツキですが。こんなに可愛いお顔なんだ。おめめがぱっちり。人なっこいキツツキでこうして金網にぺたりと止まっています。おじさんが指を出すと細く長い舌をだしてペロペロとなめます。ほうと感心しました。私もやってみたかったけれど、ほら私、虚弱体質ざましょ、鳥からは何とかの病気に感染すると聞いたことがあるので止しました。でも可愛いキツツキちゃんでした。




ゴリラのピーコちゃん。なんでも大の毛布好きとか。写真の通り、毛布を運んで1枚は敷いてもう1枚は頭からかぶっています。なんとなく物静かでいい後ろ姿です。

  立冬の哲学者なるゴリラかな

うちの次男も幼い頃毛布を手放さず引きずって歩いていましたが、哲学者には到底及びませんでした(笑)




ホッキョクグマってこんなに首が長いの!




飼育員さんがこの赤いボールを池に投げると、飛び込んで取りに行きます。陸に上げてころころ回して穴から餌を出して食べます。賢いなぁ〜。
まあ、じっとして動かないから餌の上げ方も工夫したんでしょうね。泳ぐところ見せてあげましょうと、サービスですね。



不忍池の柳が黄葉してました。しばしその美しさに見とれます。





おっとそんなのんきにしてられない、20分で作句しなくちゃ。そろそろ集合です。会場の東天紅でランチを頂いて句会です。いざ、会場へ。
皆さん、いい句を作られてました。動物との合わせを見事にこなして。
私の出来は、、、、うっふふふ。まぁまぁ。