我が家の三が日

14年12月も暮れ近く、義母が老健の施設に入居できまして、子供達はひとまず安堵いたしました。お正月は仙台の義弟が介護をしてくれるということで、このお正月は久しぶりにゆっくりできました。毎年二日に仕事がありましてなかなか通しの三が日を過ごすことが出来ませんでしたが、今年からはその仕事も終わりとなり、其れも加わってゆっくりです(しかし、仕事が無くなっていいのか!)
それでは出かけよう! 何処か取れるお宿はないかと探すも、取れるところは一人一泊6〜7万のお正月料金。う〜ん高いなぁ〜。老健の施設には入れたとはいえ、義父は自宅にいるし、何が起こるか分からないので、キャンセルの事態が発生したときに十数万円がぱぁ〜になるのは痛いよねと。夫婦会議の結果、そんじゃアンコウ鍋を食べに行こう。で、茨城県大洗の山口楼に電話する。そういえばここは6部屋ほどのお部屋もある料理旅館。ダメ元で一日は泊まれませんかと尋ねたところ、空いています。値段も普段と変わらない。即決定!! 
次男を誘って、、、う〜ん、親につきあってくれるのは嬉しいけれど、いないのね、遊んでくれる女性(ひと)。



はい、二日の大洗海岸、磯前神社の海の中にある鳥居からの日の出です。海岸へは山口楼からすぐ出られます。
  初日の出自分のことは二の次に

なんちゃって、ウソっぽい句ですか(笑


茨城県といえば筑波山。標高877mの山で西側の男体山(標高871m)と東側の女体山(標高877m)の二山からなります。日本百名山に名を連なっておりますが一番低い山です。なんで百名山に入っているのとよく言われますが、登ってみると選ばれた訳が納得できます。筑波山神社からケーブルカーが、つつじヶ丘からロープウェイが運行されて手軽な分、俗化されているきらいもあります。我々はつつじヶ丘の駐車場に車をおき、そこから先ずは女体山を目指します。歩いてさわやかな汗を流しましょう。短い距離ですが結構岩場が多くそれなりの手応えはあります。女体山頂上近くになりますと巨岩奇岩で名の付いた大岩が現れてきます。弁慶七戻り・高天ケ原・母の胎内くぐり・出船入船・裏面大黒岩・北斗岩・大仏岩と岩のオンパレード。おぅと感心しますが、いちいち写真を撮るのが面倒しくなります。そこでそれらの写真は割愛。だってどうみてもこじつけて名付けたんじゃないと思わなくもない、ごめんねひねくれていて。





しかしその中で面白いなと思った2つをご紹介しましょう。これは「母の胎内くぐり」。この岩を抜ける事で生まれた姿に立ち返る事を意味するのだとか。次男に「実はあんたはここで拾ってきた子なの」と言ったら「あっそう、コウノトリじゃなかったの」と返されました。次男に座布団一枚やってくださいまし(笑
私もくぐって「オギャ!」と産声をあげてみたら、夫は「頭だけ生まれた時に戻った」と言いました。夫から座布団二枚取り上げてやってくださいまし(笑







これは大仏岩。うん、大仏さんに見えます。
う〜ん、奈良の大仏か鎌倉の大仏かどっちよ と
問われると返事には困りますが。















女体山頂上です。頂上は狭く人も多いので写真は撮りにくいです。




















だからといってオッサン、山頂標識の上に乗って写真を撮るな! 
そりゃ乗ったらあかんでしょやっぱり







そこから男体山頂に向かいます。ガマ石・せきれい石を眺め通り、15分くらいで御幸ヶ原の茶屋の多くある広場に出ます。男体山にまず登って降りてきてここでお昼にすることに。


御幸ヶ原から15分くらい登れば男体山頂上です。












このあたりは雲が多かったのですが、富士山のあたりは雲がなかったのでしょう。綺麗に富士山が見えました。その前に広がる関東平野。眺望は抜群です。これがために百名山に選ばれたのではないでしょうか。この景色を見てどなたも登った甲斐があったと言ってました。
スカイツリーも見えましたよ。634m、やっぱり高いわ。

下山は膝に来るので、ロープウェイを利用。ケーブルカーやロープウェイで俗化されなんて言いながら、膝イタ病にこれは正直助かります。






三日。長男夫婦がお嫁ちゃんの故郷酒田より朝早くやってきました。
そう、秩父宮東芝vsヤマハラグビートップリーグの試合を観戦するためです。
トップリーグ4強入りを確実にするためにはこの試合には東芝は勝たなくてはいけない試合だったのに、1点差でヤマハに負けました。悔しがることしきりの長男夫婦です。ヤマハは今期東芝に2勝しています。パナソニックに勝つのにヤマハにはどうも弱い東芝です。今後の試合には負けられない東芝です。



ヤマハ五郎丸君のキック前の集中力を高めている儀式です。
うっふ、カッコイイ。
ゴールキックをするときこのように前屈みになるのが、今のはやりとか。そう言えば、五郎丸君だけでなく、他の選手もやっていましたよ。でもやっぱり五郎丸君が一番です!








ノーサイド。お互いの健闘をたたえ合います。これがラグビーのいいところ。
両チーム観客席にきて挨拶します。終われば敵味方無しは選手も観客も同じ。


ラグビーも長男夫婦のおかげで興味を持ち始めました。新しいものへの興味、これはとても大切なこととか、ボケ防止に(笑
どうも求めるものがこれになるんですよねぇ〜。