東京都の特産物ってなぁ〜に?

いったい何でしょうね? そりゃ、美味しいお菓子や佃煮はいくらでもあるけれど。東京都で育てられている伝統野菜などは…でも小松菜ではね。もう少し気の利いたものはないかしらと、探してみると、、、、

東京都奥多摩町はわさびの産地とのこと。町のHPによりますとは
奥多摩町のワサビ栽培の歴史は古く、江戸時代に将軍家に献上した記録もあり、現在は町の農業総生産額の6割を占めるなど、重要な農産物であり市場出荷はもとより、地元でワサビ漬などに加工・販売され、町の特産物となっています。」とあります。行ってみましょう!
本わさび(生わさび)を売っているわさび田を持っているお店に目星を付けて。
※写真は奥多摩町のHPから


どこでもそうですが、やはり奥多摩町のわさび栽培農家も高齢化や天災・野生動物の被害などで休耕田が多く、扱うお店も2軒しかありません。駅にはおばあちゃんが観光客の帰り時間を狙った4時頃から採れれば店を出す のが現状です。

また、年中採れるとはいえ、暮れのお歳暮やお正月料理用にほとんど出荷してしまって、今売っているのは小さなわさびしかありません。5月頃に大きくなるようです。本命のわさび園でそう言われ、そうか出直そうかと。。。でもそれでも諦めきれず、もう1件寄りましたら、そこに嬉しや想像してた大きな生わさびがありました! でも1本だけ。2〜3本欲しいのですが、と訊ねたら今度いつ入るか分かりませんと。はい、諦めました。1本でも成果はあるといたしましょう。小さいものも買って、帰ってさっそくご飯を炊いてわさび丼を作りましたでございます。美味しゅうございました。やはり、香りがちがう! ど〜んと沢山盛っても辛くありません。

せっかくだから、少し渓谷を歩こうかと思いましたが、雨が降り始めました。ほんじゃまぁお昼にして、ドライブして立ち寄り湯に寄って帰りましょう。


奥多摩湖です。靄がかかっています。
奥多摩は東京都の先っぽ。上に埼玉県がのっかかり、先には山梨県に近く、大菩薩峠が天気が良ければ見えるのです。自然に恵まれた山里であり、雲取山・大菩薩と登山できるところです。しかし、大菩薩峠となると相当ハードな距離でしょうね。



そうこうしているうちに雨も止み、お日様も雲の間から顔を出してきました。

   奥多摩の靄はれゆきて山笑ふ  (おくたまのもやはれゆきてやまわらう)

山の木々も膨らみ始めて春の到来を告げておりましたよ