ながぁ〜い 武蔵小山商店街パルム

もう半年経っちゃいましたよ。どうします? 
どうもしようがないのが月日と後悔でして、前を向くしかございません。


女子サッカーW杯の決勝に進んだのはアメリカですよ。どうします?
前回同様、なでしこ vs アメリカになるんですはね、きっと。しかし、アメリカ強いですねぇ〜。もうここまでくるとやってみないと分からない。明日はイングランド相手になでしこ達に燃えてもらいましょう!



これは6/18に行った寄席なんです。品川区の主催による落語会なので2000円で観られました。好きな噺家さん 桃月庵白酒さんが出るというので楽しんできました。お顔パンパン、お腹もパンパンの白酒さんに「たっぷり! 体もたっぷり!!」と登場の時にかけ声を掛けたかったのですが、かけ声って難しいですね。掛けられるほどの通ではありませんので、ここは大人しく拍手だけ。落語は座布団に座ったらかけ声はしないのが暗黙のルールのようなのです。それを知ったのはある寄席で、枕の時にお客さんがかけ声かけて、噺家は不意をつかれ話があわや止まり掛けました。で、幕間に「かけ声はご遠慮ください」とお願いのアナウンスがありました。それでするもんじゃないとと知った次第です。




会場はスクエア荏原でありまして、この「武蔵小山商店街パルム」の近くなんです。落語が終わって歩いてみました。東京一長い商店街ですって。800m・250店舗のアーケード。端っこまで行き、みるとV字というかもう一方にアーケードがあるのです。
歴史を感じさせる老舗から新しいショップなど混在して飽きません。
昭和12年に商店街が発足し、戦争の空襲で焼け、22年より復興し、だんだんアーケードを延ばし今に至ったとのこと。








武蔵小山は名だたる居酒屋さんが多いのも魅力の一つ。それが駅前開発で立ち退かされる居酒屋も多いと聞き、それは行かねばのといっぱいやることにしました。立ち呑みなので写真は看板だけにします。人が写ってしまいますのでね。なにせ時間はまだ午後4時。こんな時間から呑んでいるのかと差し障りがあってはいけません(笑)。






私たち夫婦は立ち呑みは初心者。システムがよく分かりません。お店のお兄さんに教えてもらいました。オーダーしたものが運ばれ代金と引き替えになりますので、こうしてテーブルの上にお金を置いておけばここからお兄さんが代金を取っていってくれるんです。お釣りがあればお釣りを置いてくれる。これいいですよ。今日の予算は1000円と決めればテーブルの残金で、はい今日はここまでと深酒しなくて済みますからね。まあ大体に於いて、カウンターだけの居酒屋さんや立ち呑みは長居しないのが大人の呑み方のようです。そこそこ楽しんだなら次に待つ人に席を明け渡すのがいいようでござりまする。




さて、私たちもそこそこ楽しみましたので、次なるお店「牛太郎」に行きます。が、いっぱいでしたので、「江戸一」さんへ。ハスキーボイスのママが「おかえり」と迎えてくれます。初めてのお店ですがこの一声で敷居が低くなります。カウンターだけの小さな赤提灯居酒屋さんは常連さんが多く一見さんは入るのに案外勇気が要りますよ。もう最初に「私たち居酒屋デビューなんです」とママに伝えちゃう。ママも親切に常連さんも親切にしてくれます。
私は吉田類さんの仲間達と居酒屋は行っているのですが、夫はほとんど初めて。やはりちょっと緊張しています。ましてやカウンターだけですと余計にね。
その所為かママから夫婦には見えないと。お仕事関係のパートナーかと思ったと言われました。きっと私が上司に見えたに違いない(笑)
でもさすがママ。私が姉さん女房というのは見抜かれました。「こまめにパックしなくちゃ、ばれるじゃないか」と自分に言い聞かせる(笑)
ママや常連さんと会話を楽しみました。さぁ私たちもお後がよろしいようで。


こういう居酒屋さんが再開発で立ち退きになり、その代わりにビルが建ち、そこにご入居くださいと言われても家賃が高くてやっていけませんよとママが話しておりました。
ですよねぇ〜、やはりごちゃごちゃした古さがあって安いのが居酒屋の良さ、立ち呑みの良さ。高いビルの中で赤提灯、立ち呑み、あるにはありますが、ちょっと興がそがれますよね。
そんなこと思う今日この頃でした。