名古屋へ 2/10~11

名古屋は何年ぶりでしょうか。しばらくご無沙汰しておりました。義父母の介護で過ぎておりましたので名古屋の両親のお墓参りも滞っていました。兄姉たちにもご無沙汰でした。夫も気にしておりまして二人で出かけました。先ずは両親の墓参りをすませ、長姉が結核で入院しておりますので見舞いに。知らせが入ったのはちょうど義母が亡くなったとき。こちらもばたばたと時が過ぎ、ようやくこの日となりました。結核ですので専門の病院で隔離されているのです。当初は見舞いも控えてくれということでした。結核菌は減ったもののなかなか菌が消えきらない。まだしばらくはかかるようです。見舞い客も頑丈なマスクを買い、付けて病室に入ります。数年ぶりに見る姉はすっかりやせ衰えております。これは妹からみると辛いものですね。しかし食欲も出て体重も増えつつあるようです。しっかり養生してください。

このあと兄夫婦の住む実家に行きそこで次姉と合流。兄夫婦も見舞いに行きたいと言っておりますがストップさせました。もう兄たちも80歳になります。姉の結核菌は少なくなったとはいえ他の患者さんもいますので菌をいただくと大変。入院の長姉には気の毒ですが、結核はれっきとした感染症、注意が必要です。長姉の家族も高齢者の親類の見舞いは断っているのです。見舞いに行くと言ったら義兄は遠慮してくれとは言わなかったので、それって私を高齢者とみてないこと! とここで喜んでどうよってことですが(笑) 


その夜はかねてよりの食べたいどて焼き(みそおでん)の鳥正に行きました。おでんとはいえ関東や関西のおでんとは違います。八丁味噌で大根やこんにゃく、牛すじにくを煮込んだ名古屋独特の食べ物です。家庭ではおでんといえば鍋の真ん中に深めのコップ(寿司屋の湯飲み茶碗的な)に甘くした味噌たれを入れ回りに大根や里芋、こんにゃくなどぐるりと囲み味噌だれにどぼんと入れて味噌をからませ食したものですが、どて焼きというのは普通の家庭で作っていたのかしら? お店のメニューだったのかもしれません。


カウンターだけのお店でおでんの写真を撮るのは遠慮しました。お店のHP写真をご紹介しますね。そのおいしさにすっかりはまった我々でした。






翌日11日は私一人でこれまた念願の東山動植物園に行きました。子供の頃比較的近いところに住んでいましたのでよく出かけたのです。子供だけでも行きました。広い動物園でふるさと自慢ならここをあげるというくらいです。10時ちょっと前に着きましたらボランティアガイドさんの案内があるとういうのでお願いしました。よそのおじさん2人と私の3人です。大人だけでしたので説明も詳しくしてもらえました。写真のシマウマ、体からたてがみまでシマが揃っていますよ。美しい! そこで問題です、「シマウマ君の地肌は何色でしょう?」首をかしげる3人。「唇を見てください」「黒い」「はい、地肌は黒なんです。その上に白と黒の毛が生えているのです」 だそうですよ。
1時間あまりのガイドで大人向きの説明など笑いありの動物巡りでした。さぁ、解散のあとは話題のイケメンゴリラはシャバーニ君に会いに行きましょう。

イケメンゴリラと言うけど「オレのこと」だよ

1996年10月生まれの19歳。とにかくでかい。他の物を寄せ付けないほどの風格があります。こりゃ写真集が出るはずだわ。
正面の写真はなかなか撮れなくてすみません、そこでシャバーニ君の「オスの勝負はこの3ポーズだぜ」ということで。

オスは背中で語る        時には横顔で         やっぱ、尻かな


植物園にも行きたかったのですが、動物園だけで疲れてしまいました。植物園は次の楽しみと致します。

追記 0213
ガイドさんのお話に寄りますと
野生の動物はいつも満腹ではないのでして、それを体験させるために休園日には餌を与えていないとのことです。ですので休園日の次の日に行くと動物たちはがっついて野性的に食べる様子が見られるとのことですよ。

追記 0216
イケメンゴリラ シャバーニの正面は

東山動植物園オフィシャルゴリラ写真集 シャバーニ!

東山動植物園オフィシャルゴリラ写真集 シャバーニ!