奥松島 大高森&嵯峨渓

4/8〜9と義父母のお墓参りに行きました。私は塩竃の実家は4ヶ月ぶりです。後処理で夫は毎月のように出かけていますが、両親が亡くなった今になっては嫁の立場の私が口を出し手を出すことはありませんので、随分のご無沙汰となりました。お墓もやっと戒名が彫られました。何かと田舎時間がありましてゆっくりです。
仙台から仙石線に乗り換えるのですが、途中の3駅、義父母のお世話になった病院があり、あぁこの駅に毎日通ったなぁ〜としんみりします。
   国なまり聞き父の声春の声
家に着けば
   父母の匂ひいまだに白木蓮
庭の白木蓮は満開でした。去年は満開の白木蓮を携帯で写し義母に見せたら喜んでいました。花に匂いはなく、そして二人の姿はありませんが、家の匂いが二人の匂い。それを白木蓮が私に伝えているような。





翌日はレンタカーを借りまして松島にあるお墓参りに。それを済ませて足を伸ばして奥松島の大高森に登ります。ったって15分で登れちゃいます。山頂からは360度見渡せて展望が良いとのこと。大高森は松島の対岸 宮戸島の中央にある小高い山です。





で、その展望をば
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大高森の後は車で大浜まで行き駐車場に置いて嵯峨渓を歩くつもりでいたのですが、遊覧船で巡るのもいいんじゃないということで遊覧船に乗ることにしました。3人以上ではないと動いてくれないのですがその分を払えば乗せてくれると言うことで貸切状態にて、太平洋の波が造形した奇岩、秘境を見ることにします。60分の船旅です。



松島と言えば牡蠣ですね。外洋に出るまでは牡蠣の養殖筏がたくさんあります。5年経ちまして震災前の収穫量に戻ったとのことです、写真は種牡蠣です。この松島の種牡蠣は広島や北海道に運ばれるとのこと。


この辺りはミサゴが多く住み着いています。ミサゴはタカ科の一種。魚を補食とし、転々とした島々の頂上に巣を構えています。「魚鷹(うおたか)」とも呼ばれています。ミサゴは一夫一婦制で一生添い遂げるそうです。浮気はしません! 人間も見習うように(笑) ミサゴの写真はウィキペディアより拝借。英語ではオスプレイといい、ポバリングが得意であの戦闘機もここからつけられたとか。


名勝に言葉はいりませんね。写真だけで嵯峨渓をお届けします。





そして最後に塩竃神社の枝垂桜を。宮城は今が桜の盛りでした。