千葉県 飯岡漁港の生牡蠣

九十九里浜の東の端っこにある民宿「岩壁荘」。ここで今が旬の磯牡蠣が生で食べられ、しかも大粒であることをJAF Mate で知り、それは行かねばと行ってまいりました。今は食べることがいの一番の楽しみです。はい、くいしんぼうでございます。毎年6月〜8月中旬まで開催。期間中、磯ガキのコースは民宿「岩壁荘」と「カントリーハウス海辺里」でいただけます。
選んだのは「岩壁荘」 名前、なんだか怖そうな気もしますがこじゃれた感のなさげさがいいではありませんか。建物はオレンジっぽい色に塗られ、うん?と思いましたが、中に入れば地元のおばちゃん達が温かいような無愛想のような、でも嫌な感じはなく迎えてくれます。



昼食のコース料理「磯ガキのセット」。生ガキ・焼きカキ各1個、カキの釜飯、お新香、汁物、デザート









生ガキをアップにさせてください。あぁ、あなたに会いたかった! 
どうですこの大きさ、手のひらサイズですよ。この飯岡の浜で採れる磯ガキはこの大きさに成長するまで6〜7年かかります。しかも天然のカキ。養殖ではありませんよ。
はい、まさしく海のミルク。風味は抜群です。
焼ガキの食べ頃は?とおばちゃんに聞けば、生で食べられるカキだから好きなときに食べてくださいとのことなので、生に近いうちに食べました。釜飯は慌ててはいけません。夫は待ちきれなくてちょっと食べましたがまだまだご飯が固い。おばちゃんにもまだですよ〜と言われておりました(笑)




食事の後は生憎の小雨ですが岩壁荘の上にある「飯岡展望台」に行ってみることに。はい、ご覧のようにガスってます。
晴天であれば、富士山・筑波山が見えるようです。







展望台から浜の方に移動しました。浜辺の脇を走るサイクリングロードがあります。普通ですと人が歩けないのかもですが、こんな日ですので自転車で走っている人は一人もおらず、犬散歩のおばちゃんものんきそうに歩いているので私たちも歩いてみました。雨もほとんど止んできました。海風が肌に冷たいぐらいです。のんびりの犬散歩のおばちゃんを追い越すとき、おばちゃんは犬の口を押さえておりました、ひょっとして猛犬!? でも静かで大人しく口を押さえられておりましたよ。「こんにちは〜」




ほら、後方にあのぼんやり写っている岩壁が民宿のあるところです。そうね、やっぱり岩壁だわね。名前に偽りはござんせん。
テトラポットが遠い沖にも見かけられます。この飯岡の磯ガキはテトラポット(消波ブロック)に自然に付着していたのが見つけられたのがそもそもとのこと。6・7月に旬を迎える磯ガキは、産卵前で身が充実しているので美味しいのです。


東京から近いところで大きくて美味しい生ガキが食べられる……また、来年も来ることにしましょう。
そういえば、千葉の海は「大はまぐり」も有名。海の栄養がいいのか、大体大きいですね。