映画 ジャングル・ブック


予告編を観て、これは観なくちゃと思っていましたところ、ばたばたしててすっかり忘れていました。しかし、dangoさんのブログでお嬢様と観に行かれてすっかり感動したという記事を読みまして、そうだ 私も観に行くつもりでいたんだ、いざ、いざ! と昨日いってまいりました。
いやぁ〜なかなか見応えのある映画でしたよ。
主人公の少年モーグリを覗いて全てCGというのだから驚きです。ジャングルの木々が風にたなびく様子、動物たちの息づかい、体毛の揺れなど、実物より本物らしくみえる。それがロサンゼルスのスタジオのみで撮影されたと知って驚きです。正に映画のマジック。そして全てCGではなく主人公は人間の役者さん。やはりそこに人が入ると映像に温かみが出てきますね。
また、映画への入り方がうまいんですわ。モーグリーと動物たちがかけっこの競争、どんどんジャングルの中に観客を誘い込んでいきます。にくい演出です。



物語は大体皆さんご存じだと思いますので述べませんが、このモーグリーを演じた子役に触れてみたいと思います。wiki先生にお尋ねすると

ニール・セディ(Neel Sethi, 2003.12.22生まれ )現在12歳。ニューヨークで歯科医の両親のもとに生まれたインド系アメリカ人。 2016年公開の映画『ジャングル・ブック』における主演・モーグリ役を決める10歳から12歳までを対象としたオーディションが2014年に行われ、 当時10歳だった彼は、自身がたまたま習っていたインドダンスの先生と両親からこの話を聞き、参加することを決めた。 子役としての演技経験は殆どなかったが、当作品の監督を務めたジョン・ファヴローから人柄や身体能力などを高く評価され、最終的にアメリカ、イギリス、ニュージーランド、カナダから参加した約2000人もの中から彼がモーグリ役として選ばれた。

可愛くて聡明そうですっかりオバサンはファンになってしまいました。しかし、今のところ両親の跡を継いで歯科医になるのが夢だそうなので、これ1本だけの映画になるのかもしれません。ちょっと残念ですが、大人の俳優になって大したことないってことも往々にしてありますから、今のこの印象を大切にしておきます。