目黒区 蛇崩川暗渠

8/28日曜日、曇り空で気温も低く過ごしやすい。塩竃の実家の鉄砲階段で痛めた膝、痛みも消えてきましたので軽く街歩きをしてきました。
世田谷区から目黒区にかけて流れる蛇崩川(じゃくずれがわ)、今回は目黒区の下流から世田谷区の上流に向かっての、今は暗渠になった緑道を往復します。



中目黒の商店街 目黒銀座商店街を抜けて行きます。ここは下町風情がいっぱいです。そして昔懐かしいお店が今も営業しているのが嬉しいです。







ついつい懐かしくなって昭和のお店を撮しました。本屋さんです。昔は駅前には必ずこのぐらいの規模の本屋さんがありましたよね。








古本家さん。










金物家さん。箒もはたきも健在でぶら下がっていました。









そうそう、写真館も。











賑やかな商店街を抜けると、蛇崩川の暗渠へ。蛇崩川は東京都世田谷区→目黒区を流れる二級河川で目黒川に合流します。昔は大変な暴れ川で谷も深かったそうです。名前の由来は川が蛇のように曲がりくねっているからとも、また両岸を深く浸食して土砂が崩れたからとも言われています。確かにくねくね曲がっています。こうした暗渠となり上を緑道に整備されたのは昭和50年から平成初期にかけてだそうです。木々も大きく育ち芙蓉・木槿百日紅などが見事に咲いていました。そして小さな夏の花もいっぱい。そよぐ風も頬に気持ちの良いこと。近所に住む人はいいなぁ〜。こんな緑道を散歩、ウオーキング出来て。こんな緑道がず〜っと続きます。所々にポケット公園があったり、昔の橋跡があったり。
今時のポケット公園には子供用の小さなロッククライミング器具があったりします。へぇ〜ロッククライミングって浸透しているのね。なんで東京オリンピックの種目に選ばれるの?でしたが。幼いうちから慣れ親しんでいるのね。


世田谷区下馬に来ますと神社らしい赤い橋がみえてきましたね。行ってみましょう。







駒繋神社(こまつなぎじんじゃ)。「駒繋神社は、ご祭神 大国主命 をおまつりし、前九年の役源義家公、頼義公が戦勝祈願をし、奥州藤原氏の征伐に際しては、源頼朝公が戦勝祈願をしたと伝えられる源氏ゆかりの神社です。」とあります。しかし、大国主命の名前って日本全国の神社にみられません?。そんなにあちこち姿を現したんだ。



ここら当たりから折返し中目黒に戻ります。蛇崩川と目黒川と合流するところを見ることに。しかし暗渠から目黒川に渡るところで道を間違えました。中目黒の駅に出てしまいましたよ。ほんじゃまあ、お昼にしましょかね。
お昼を済ませ、1時間はたっぷり歩いたのでまぁ帰ろうかと思ったのですが、非常に分かり易い連れ合い、やはり蛇崩川が目黒川となるところ(ずっと暗渠でしたので)初めて姿を見せる蛇崩川を見たいと顔に黒々と書いてあるのです。今日の予定を成し遂げないとイヤなのね。はいはい分かりやした。
ほんでもって目黒川沿いを歩きました。春の桜の時期ほどではないけれど結構人が多い。それほどのブティックもカフェもないんだけれどね。そこそこ洒落ているくらいなのになんで人気の街なのかしら? おばさんは不思議。



ひょっとして、これの所為? EXILEの事務所。
1Fでは物販でもしてるのかしら整理して人を入れていますよ。HIROでも出てくるかなとオバサンも遠巻きにしばし眺めていましたがそんな様子もさらさらない。じゃ帰りましょうかね。合流地点は全然綺麗じゃないので撮すの止めました。



久しぶりに街中の緑の中を歩いて気持ちよかったです。これなら膝も大丈夫。早くトレッキングに行きたいな。