劇団四季 「壁抜け男」


いってきたとです、招待券をもらったので。劇団四季の舞台は初体験。タモリじゃないですがミュージカルは好きではないので。なんせただなので。いってきたとです。
クラッシックの声楽は好きです。ただしオペラは高いので観たことありませんが、声楽家のコンサートやCDでは聴きます。
そう、「壁抜け男」。劇団四季自由劇場、500席の小劇場。作品にはちょうど良い大きさ。満席でございます。若い女性を中心に。ストーリーは、平凡な公務員が壁を抜けることが出来るという能力を持ち、その能力をフルに使って人生を楽しむのですが、恋をしたら壁から抜けられなくなるという……そりゃ若い男性ですもの恋はしますわね。最後は壁から抜け出せなくて、でも恋人も壁に入って、悲しいけれど一緒に壁の中。良かったですよ、恋人が壁に入ってくれて。くれなかったら壁抜け男、可哀想。



音楽は『シェルブールの雨傘』で知られるミシェル・ルグラン。出演者も歌がうまかった。壁を抜けるトリックも最初と最後はよかったです。途中の壁抜けはくぐってるのがみえみえ。

終了しての5回に及ぶカーテンコールは、ちょっと甘いんじゃないの。ましてやスタンドオーべーションはそこまでのことはと思いましたが、、、、やはり熱烈な四季ファンであるがゆえでしょうか。スタンドオーべーションがお約束のようになっている昨今。どうでしょう?
まぁ、心底感動する人もいるわけですからね。地方からですと交通費や宿泊費も使う人もいるわけですものね。元を取りたいっ! なんちゃって。しかしこう言うのは意地悪ってもんですかね。
それにしても観劇料1万円は高くねぇという印象です。劇団四季ファンからのおしかりを受けるかも知れませんが、オジサンオバサンの素直な感想です。
「ただで観てつべこべ言うな!」 ですね、すみません(^∧^)