冬のマタギ料理 「仙人小屋」

先ずはラグビーテストマッチ、日本対ウエールズは30:33と惜しい3点差にて負け。しかしスクラムなどの課題も大いに改善され負けても実りのある試合でした。うん、日本代表は弱くなっていないと思うのであります!


さて、先週の18日金曜日は中央道を走って八ヶ岳連峰のマタギ料理を食べに。ちなみに中央道の両側の山々は紅葉しそれは美しかったです。
八ヶ岳連峰です。南アルプスの高い山は雪を冠していましたが、八ヶ岳連峰の一番高い山は3000m近いのにまだ雪の冠はしていませんでした。

写真の縦線は私のデジカメでは連峰が入りきらないので合成しました。


何故にマタギ料理? ブログ友のkotonikoさんがブログでイノシシのお肉をご近所からいただき、ご本人は食べられないけれど、ご主人は好物であると書いていらしたので、そんなにイノシシ肉は美味しいかと味わってみたくなりました。八ヶ岳連峰の中腹にある「マタギ料理 仙人小屋」で食べられるとの情報を得、また口コミで美味しいとの評判。これは行ってみないことには女がすたる(すたってどんなもんじゃ ではありますが)。



午前8時半より順番ノートが出されるとのこと。平日ですからそんなに混まないと思いますとのお店の答えでしたが、そこはそれほれ折角それが目的で行くのですから、やはり順番を確保したいと。(お店は電話予約していません) 9時過ぎでしたが、既に1組先着が。記名しておけば安心です。開店する11時頃まで、ちょっと歩きにいきましょう。



残念ながらイノシシは猟が出来なかったのか、ありませんでした。これは熊の焼肉定食。夫のチョイス。熊の肉は以前、白神山地を旅行したときに、ガイドの元マタギさんに熊汁を勧められ食しましたが、やはりすこし獣の臭いがしました。「どうして臭うのかしらね? 草食動物なのにね。お風呂に入っていないからかしら」とアホな会話をして。
仙人小屋の料理は全く臭いません。柔らかいです。




こちらは鹿の焼肉定食、私のチョイス。











こちらの白濁したスープは熊の手のスープ。ぐつぐつ煮込んでちょっととろりとしたコラーゲンたっぷりのスープです。お手々がそのままの形で出てきたらどうしようと思いましたが、姿形はありません。臭いはノープロブレム!!







きっと皆さんは、えっ!! 何を好きこのんで熊を鹿を猪を食べる? とお思いでしょうが、いやいや、口コミの皆さんのお言葉の通り、処理を上手くすれば全然臭くないし、味は淡泊。
よほど牛肉や豚肉、羊の方が臭うかな。そんな牛肉も豚肉もありますものね。羊は元より臭いし。
鹿肉は脂身が少ない分、少しぱさつきますが柔らかいので苦になりません。熊肉は脂身があり、ジューシーで食べやすいです。焼くともうもうと煙が出ます。上等なお洋服は禁物ですよ。くどいですが本当に臭みはありません。淡泊で柔らかです。

どうぞ皆さんもそんな機会がありましたらお試しあれ。しかし無理強いはしませんよ。こればっかりは好き嫌いがありますのでね。
次回はイノシシを是非に食したいです。kotonikoさんに「美味しかったわ!」と伝えたいのです。

お口直しに山梨の紅葉の写真を