千葉県 花嫁街道トレッキング

1/29日曜日。先ずはラグビー日本選手権サントリーパナソニックサントリー優勝おめでとうございます。テレビの録画観戦。トライの少ない派手さのない試合でしたが、まぁなんと、見応えのある試合でした。両チームとも力は伯仲。そして何より嬉しいのは秩父宮が満員だったこと。今期のトップリーグの試合は秩父宮もがらがらでしたから、ちょっと寂しかったです。さすが頂上決戦となると観客も増え、帰ってきてくれました。ラグビー人気下り坂とは言わせない!! 両チームの選手達も気合いが入ったことでしょう。
近鉄も入替戦で九州電力に47-0の圧勝で残留決定! 相手を0に押さえ47点も取るんだからこんなご機嫌な試合は初めてでは…花園は大いに盛り上がったことでしょう。


さて花嫁街道トレッキング。冬の間は山梨、長野方面は行けませんので温暖な千葉の山へ。3年くらい前に一度行っています。千葉は高さ200〜400の低山がほとんど。

チラシのこの通りの道を歩きました。一度登っているとはいえ、どんなコースであったかほとんど記憶にないです。余程個性的な道とか岩がごろごろの瓦礫道であったとかですとまざまざと記憶が蘇りますが、全く持って記憶無し。そんなに大変な道ではなかったけれど十分楽しめたという記憶だけ。そんじゃまぁ、出発しましょうかね。




南房総和田浦駅近くの和田町営駐車場(無料)に車を置きます。この線路内房線ですよ。柵もなくこんな無造作に走っているのね。特急とかも走ってますよね。それで人身事故などはあまり聞かないので地元の人たちには注意がしっかり根付いているのでしょうね。
菜の花畑と奥には彼岸桜が咲いて、やはり房総半島は春が早い。特にこの日は春の陽気でしたしね。




そこそこの登りが続きます。とても登りやすいです。









あじゃ、蛇がうじゃうじゃ 
ではありません。木の根が縦横無尽に張り続いています。これは気をつけなくちゃ。








じがい水まで来ました。 じがい水の稜線横は切り立った崖になっております。じがい水とは「自我井水」と言われ、山中のかくし田の水利、水源に使われたという意味だそうです。
少し前の場所でご老人夫婦が20何人かのツアーで来たけれど足がつったので引き返しますと休んでいらっしゃいました。それはお気をつけて下山してくださいとお話しし、そうか先陣には20数名の大所帯がいるとすれば頂上はいっぱいかと、ここでお昼タイムをすることに。何せ前回の記憶が全くないので頂上の広さが分かりません。おにぎりを広げていると登る人たちがこんな狭いところでなんで昼食をと怪訝な顔をしながら通り過ぎていきます。中にはもう降りられるんですかと声を掛ける人も。なんでちょっとの我慢が出来ないのかと思われていたに違いない。余程腹減りなのかと。
はい、お昼を終えて登れば見晴台は広々。やっと思い出しました。そうだ前回はこの見晴台でお昼を。広々と景色も良い。トイレもあったと。 先に着いた方々に恥ずかしながらと何とは無しの会釈をして、お先に。



駒返しを過ぎ眺望の良いところに。ここで地元のオジサン二人連れに千葉の山々のオススメを聞く。あの中央の山は愛宕山。標高408mで千葉県では一番高い山です。しかし、航空自衛隊の基地があるため登るには申請が必要。申し込めば三角点には行けるのですが、そこまでしてまでね。年に2回ほど解放されてカレーライスやなんやら振る舞われるらしいけれど、まぁいかんでええかな。




シイの木でしょうか、どうです、この太い枝の曲がりくねって伸びようとする生命力。どうじゃろう、私も余生をこのように曲がりくねって力強く生きてみしょうぞ! 
おふくろ、そう頑張らんでええから と息子が言うに違いない。






烏場山山頂ですが、見晴らしはよくありません。ここで小休憩。山歩き大好き老夫婦さんが千葉の山をいろいろ教えてくれました。鋸山もいいとのこと。ロープウエイで観光地化してはいるけれど裏のハイキングコースはいいですよと。そして伊予ガ岳。千葉で岳とつく唯一の山。そういえばさっきのオジサン達もいいと言っていましたね。鎖場もあって楽しめますよと。
そんなにいいかと帰ってから検索しましたら登山道はほとんど木階段。整備されすぎはどうも。階段は自分の歩幅で登れなく階段にこちらの歩幅を合わせなければならないので結構しんどいのです。まぁ、いかんでええか。この花嫁街道の方がええですわ。

下りに入りますが、なかなか険しいですよ。反対ルートで登ったとしたらなかなか登り応えのあるルートになります。反対ルートにしなくて良かった。



長者川の黒滝に来ればトレッキングも終わりとなります。
締めて4時間半の山歩きは、最初は登りが続きますが見晴台に到着すれば痩せた少々の尾根歩き、そして時々の軽いアップダウンと低山ながら十分に満足できるコースです。

道の駅「和田浦WA・O!」で地元の野菜をどっさり買い込んで帰りました。みんな良い野菜ばかりです。