三浦アルプス 乳頭山

2/26 日曜日好天。三浦アルプスの一つ乳頭山に登りました。三浦アルプスは仙元山〜乳頭山〜畠山の三山です。逗子市・横須賀市葉山町にまたがる標高200m前後の低山。低山だけに夏場は暑く10月から5月頃までが適した期間です。コースはこんな感じ。




川久保交差点のコインパーキングに車を預け(最大で1000円、ありがたや)、しばらく民家の道を歩くと登山道入口のゲートがあります。なかなか立派なゲート。「立入禁止」は車両に対してのサイン。ハイカーは脇にあるゲートを抜けます。大きめのリュックですとちょっと難儀します。




杉林を抜けます。奥多摩といい、ここ三浦の山々も杉が多いですね。これらの花粉が東京に飛んできて我々に悪さするのね。下を歩く分には影響ありませんが。








森戸川に沿って進みますが、このあたりを森戸林道といって樹間を通る快適な道です。
ゲートに大人用と子供用の自転車が3台駐めてありましたが、釣りを楽しむこの親子のものでしょうね。
森戸林道終点まで約40分、高低差無しですので、これは頂上間際の急登を予感させます。ここで小休憩をとり三浦アルプスの南尾根へと登り乳頭山を目指します。案の定ここから登りが続きます。アップダウンの多い尾根道が続きます。登山が真剣勝負になりますと写真を写している余裕は無くなります(汗)。頂上手前の鉄塔で昼食を摂ることにしておりまして、近くになりますとオカリナの音が聞こえてきます。まだまだたどたどしい音色なので、きっと小学生が吹いているのかな、ほほえましいなと思いきや、立派な大人の女性でした(こりゃまたとんだ失礼をば!)。乳頭山頂上にはそこそこの広さですが木々もなく、トンビに手に持つ食料をさらわれる危険があるとハイカーのお姉さんに情報をもらいました。鉄塔の下ですと安全です。



おにぎり弁当の分だけリュックが軽くなって、ふ〜う、乳頭山頂上に登頂。あれ、三角点は立派なのに標識は簡素なのね。標高も書いていないし。確か211m。まぁ書くほどのことでもないか。登山道とおして標識がいくつもありますがみんな手書きです。



頂上からは横須賀市街そしてその先に広がる長浦湾・東京湾・もう少し晴天であればきっと千葉まで見えたでしょう。それでも絶景かな絶景かな。


さて尾根を下りますが、どうも左足ふくらはぎの側面に痛みが走ります。2〜3日前から違和感はありましたがウオーキングしている分には何でもなかったので忘れているほどでしたが、下りになるとズキンと痛みが走ります。しかし下山するまでは堪えられる感覚はありました。ところがどっこい、まぁ、なんとアップダウンの激しい道である事よ。隣の山がちっとも低くならない。ずっ〜と同じ高さにある。折角下りたのにまた登るのと小さなアップダウンの繰り返しでこんなに損した気分はない。足の痛みさえなければ最も好む道であるのに、今日はそれが恨めしい。
まぁそれでも大事に至らず林道までたどり着けました。平坦になると痛みはないのです。違和感はあるもののさっさと歩けます。明日は整骨院で診てもらいましょう、癖になるといけない。



下山の林道終点間際の風景ですが、モトクロバイクの高校生ぐらいの少年。さどかし林の中を走るのは気持ち良かったことでしょう。
この山は細かいアップダウンが繰り返されるのでトレイルランニングの練習にはもってこいでしょう、3〜4名見かけました。