香道を 体験


普通は6ヶ月なりのコースですが、一日だけの体験教室があり参加しました。以前から興味はありましたがいきなりコースの教室に通うのも不安です。体験できるのは有り難いです。
この教室は志野流でして組香の体験でした。体験参加は9名もいらして案外興味のある方が多いことに驚きました。
茶道と華道と共に日本三大芸道と呼ばれ、それぞれに深く影響し合っていると先ずは香道についての説明・作法等教えていただきます。香道では香りを「かぐ」と言わず「聞く」と表現し、現代では和歌や物語文学の世界を主題にした「組香」が主流とのこと。いよいよ実技。この日は「三景香」を体験します。香四種(松島・橋立・厳島・舟)が先ずは先の三種を試し聞き(一種(舟)は試しは無し、いよいよ順不同にて4種廻され、香を順番に当てていくのです。記憶に残る香を頼りに…記紙に書いておきます。試し香でない舟はこれは廻ってきた香ではないと判断して…雅な雰囲気のなか、組香はゲーム性の高い香道です。楽しいです。
記録係の方はもちろんのこと、記紙に書く参加者も筆で書き留めます。恥ずかしながら筆は使えません。下手なんです。う〜ん、「厳島」もしっかり書けずこちょこちょとごまかした感じ(汗)。
こりゃ先ずは習字を習わなくちゃ…茶道でも何かと筆を使いますので、本来はもっと以前に習う必要があったのですが…

しかし体験できてとても嬉しかったです。1日で香道の深さを理解できるものではありませんが、でも出会えた喜びは大きいです。
先生、先輩の皆様有り難うございました。

※写真はHPよりのイメージ写真です