山梨県北杜市 瑞牆山(みずがきさん)トレッキング

10/12木曜日朝5時半ごろ家を出て中央道須玉ICより 瑞牆のふれあい広場へ(どんだけ好きなんだか北杜市)。平日だからトラックは多いですがスムーズに目的地に着きました。
先ずは 瑞牆の森 広場より 瑞牆山の全容を眺めようと。
左の写真、奥のギザギザした山が 瑞牆山です。地上はまだまだ紅葉にはほど遠かったけれど標高1千メートル以上になりますと紅葉が始まっています。ほっかり白い雲も可愛かったです。




よしよしあれが 瑞牆山かと納得して登山道へと場所を移します。
あのぉ…あの頂上を目指すわけではありませんが。。。
瑞牆山荘にある無料駐車場より雑木林を抜け林道を登っていきますと登山道があります。うむうむこれから先の険しさが想像できます。じゃぁ、行ってみましょうかね。



巨岩を背に錫杖に守られて祠が祀ってあります里宮様。案内板の由緒によりますと、文語調でよく分かりませんが「当時の村人らが我が国最古の山岳信仰の源とする大和国吉野大峯金峰山依り山神の魂を奉迎して祭りしか里宮様の起源である・・・」とのことです。



こうして木々の間から眺められる紅葉の始まり。緑の葉と赤・黄色とそのコントラストが美しいです。




森が開けて瑞牆山の頂上が現れる今回目的の場所に着きました。標高2,230m、奥秩父の山域の主脈の一つで日本百名山のひとつです。
深田久弥が「針葉樹の大森林からまるでニョキニョキと岩が生えているような」と表現しています。正に!

古来より信仰の山で洞窟には修験者の修行跡や刻字が残り、山頂部はヤスリ岩、弘法岩、十一面岩など花崗岩で出来た数多くの奇岩が林立するそうです。我々夫婦はそれを目にすることは叶いませんがこうして眺めさせていただくだけで満足です。

瑞牆山、初夏の頃のアズマシャクナゲの群落はそれは見事なものであると。来年はそれを楽しみに出かけたいと思います。
帰りは近くの増富温泉の立ち寄り湯へ。天然ラジウム温泉で有名な所。低温の湯にゆっくり浸かって極楽でございました。