西沢渓谷トレッキング ~~紅葉の始まり~~

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連休の最終日10/8(祝・月)山梨県笛吹川源流部にあります西沢渓谷に行きました。前回は7年前になります。屋久島の縄文杉へのトレッキングの練習として行った所で、我々のトレッキングにはまるきっかけとなった場所です。
生憎の曇り空で靄がかかっておりましたが、山はうっすら色づきが始まりだしていました。

コースはガイドマップの通り数種の滝を眺めながら渓谷を一周します。
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ハイキングコースとなっておりますが、はっきり申して登山です。急な上り下りはありませんが、川沿いに鎖場もあり、岩場もあり油断は出来ません。ただし鎖場といっても崖っぷちを歩くわけではなく、道も整備されてますので安心して登れます。難儀なコースではありませんよ。
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滝の名所でもありますので滝の写真をば。滝の名前は、、、、どれがどれやらですが、時間軸で追うと、三重の滝とその豪快な流れ。
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恋糸の滝&竜神の滝。恋糸の滝は他の滝に比べると誠に糸のように何本もの筋となって落ちています。そうざます、恋は儚く今にも切れそうなものであるのでごじゃります。
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渓谷の最後に控えるメインの滝は、七ツ釜五段の滝です。なんだか歌舞伎の演目のような名前ですね(笑)。やはり見応えのある滝です。角度と場所を変えて2枚。好天気ですとコバルトブルーがもっと鮮やかなんですが。
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この滝を上がったところにトイレもあり、広くはないですが休憩できる場所もあります。ここで昼食。新米で握ったおにぎり、ことのほか美味しゅうございました。2個ぺろりです。登山には塩きつめがいいです。汗をかくので塩分補給。


f:id:nikkokisuge:20181015161514j:plain:left下山は旧森林軌道を行きます。木材を運ぶトロッコ跡です。ところどころこうして線路が浮き出ています。歩くのに危険なことはありません。昭和8年から昭和40年まで利用されたということです。ひたすらトロッコ道が続きますが、なだらかな下りですので膝等に負担はないです。1時間近くこんな感じの道なので景色に変化はなく飽きてきます。こちらからは登りたくない道です。往路の渓谷沿いの道は岩場も多いですから下山には危険です。1周のコースはちゃんと考えられたコースですね。

そんな退屈なコースでも喜びが。紅葉している山が見られました。山の一部ですが、全山これ紅葉を想像しますと、それは見事でしょうね。我々は紅葉の最盛期の混雑(すごいらしい)をあえて避けて来ましたので、これはちょっとご褒美を頂戴したということで。
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1周約4時間でした。朝の8時前に登山し始めましたので下山は12時過ぎ。渓谷入口にあります不動小屋で、亭主自ら採ったキノコ汁、これまた自家製の刺身こんにゃくをいただく。珍しいキノコも入っていて説明を受けましたが、名前は忘れました。なめ茸のような小さく丸いキノコでした。松茸は残念ながら、、、無し。刺身こんにゃくは、こんな美味しいのは初めてと言うくらい、ぷるんぷるんでこんにゃく特有の臭いもなく、無添加だからか雑味もありません。お土産に買って帰りお隣にお裾分けしましたが、美味しいと喜んでいただけました。
これまたやはり手作りの草餅は香りが高く、こんなの初めてぇ〜です。ヨモギをけちっていません(笑)。亭主、良い仕事をしています!