今年最後の笑い納

24の祝日、埼玉 彩の国スキップシティ映像ホールでの「古今亭菊之丞古今亭文菊 兄弟会」に行って来ました。しかし、遠いですねぇ~スキップシティ。大きな施設ですけどアクセスが殊の外悪いです。来場者を県内しか想定していないような。他所から来んでいい的な。埼玉も車社会なんでしょう。駐車場は充実してますが、西川口駅からのアクセスが悪いんですよ。バスもよくわからんし。。。まぁ、苦情はこれくらいにして。文菊さんが生で聴きたかったんですよ。女性の仕草が色っぽいです。品が良いです。


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映像ホールだけあって、最初のプログラムもスクリーンに、そして最後の演目もスクリーンです。



f:id:nikkokisuge:20181227105933j:plain:left 真打ち 古今亭菊之丞さん。文菊さんの兄弟子です。明快でテンポの良い話しぶりがいいです。相撲好きでいらっしゃるのか両国国技館では必ず一日は観戦していらっしゃいます。テレビで見かけます。
枕では平成最後にふれ皇太子殿下の話になり、あの殿下は真面目ですが案外シャレが好きで、料理をしているときにおつきの人が「殿下替わりましょうか」と言ったら「こうたいしてんか」とお答えになったとか。









f:id:nikkokisuge:20181227111228j:plain:left 真打ち 古今亭文菊さん。舞台への出方に特徴があります。腰を低くしてそっと音も立てずにという感じです。枕では、「いいんですよ、眠くなったら寝ていただいて。落語に枕はつきものですから」。みんな大笑い。かくいう私も前座のまめ菊さんのときはちょっとだけですが眠りました(汗)
最後の「芝浜」がとても良かったです。「芝浜」はおかみさんの内助の功を讃える噺なので、そのおかみさんを文菊さんは優しく上品に演じます。今日で「芝浜」が好きになりました。立川談志も「芝浜」を得意としていたようですが、聴いた時あんまりピンとこなかったのですが、文菊さんの「芝浜」が心に響きました。涙が出そうでした。


今年最後の笑い納め。今まで生で聴いたことなかった噺家さんとの機会を大いに楽しませてもらいました。笑い納めに相応しいかったと嬉しい限りです。