江戸東京たてもの園

3/3土曜日は秩父宮でスーパーラグビーサンウルブズ対レベルズ戦を観戦。ああなんてこった!17:37で負け。レベルズは昨シーズンたったの1勝でサンウルブズの2勝より低かったのです、確か。ほんでもって勝てると踏んだわけですよ。しかしこれでは不味いとレベルズは補強したらしい。先週のブランビーズより良い動きをしてますよ。それに引き替えサンウルブズは怪我人続出で全くいいところなし。ラインアウトは全然決められず、「翔太(2番)を変えろ!」と思わず口から出てきてしまいました。後のコメントによるとコールリーダーであったリーチが上手くまとめられずと反省していたから、まんざら翔太だけの責任でもないのか…。
向こうはでかくて走れる。日本がキックしたボールを野口が追いかけるのですが、、、レベルズのデカい選手に抜かれてしまう。思わず野口は抜かれ際にレベルズの選手の顔を見る。びっくりしたような顔で眺めるなっ! 君はチームの中で一番若いんじゃ、走れ!!追い抜きかえしてボールを押さえなさいっ! とこんな具合でオバサンの怒りはマックスとなってしまった。行儀悪くて((-。-)。私は近鉄のファンのようにはなれないっす。
大阪でテレビ観戦のお嫁ちゃんから「お母さん、とりあえず今日は飲みましょう!」とメールが届く。はいそうします。。。

そんなかんだの不機嫌オバサンは、これではアカンと気分を変えるべく翌日の4日には好天に誘われて東京都小金井市にある江戸東京たてもの園に行きました。

東京の歴史をふりかえると、江戸の昔から火事・水害・震災・戦災などにより、多くの貴重な歴史的建造物が失われてきました。現在もまた、社会・経済の変動に伴って、こうした文化遺産が失われつつあります。
 東京都は、1993年(平成5)江戸東京博物館の分館として、敷地面積約7haを擁する「江戸東京たてもの園」を建設しました。当園では、現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示するとともに、貴重な文化遺産として次代に継承することを目指しています。

と設立の趣旨があります。愛知の明治村が大型の建物が多いなか、こちらは民家を中心とした建物を保存しています。


小金井公園の広い敷地の中にあります。たてもの園に行く途中には梅園がありまして今が満開の時を迎えておりました。
30軒ほどの農家や当時にはモダンな洋館、そして小売りの商店などのお店が移築保存されておりましてそれは興味深いものです。数点揚げますと




天明家(てんみょうけ・農家)。江戸時代鵜ノ木村(現在の大田区内)で重職を勤めた旧家です。千鳥破風も持つ主屋に長屋門枯山水の庭を持ち豪農だったのでしょう。この天明家のではないですが農家は全部茅葺きでこんなに分厚いのです。


三井八郎右衛門邸。1952年港区西麻布に建てられた邸宅。そりゃもう立派だわさ。客間や食堂は1897年京都に建てられ戦後港区に移築されたとのことです。こういう屋根をなんというのでしょうか、説明の文章を忘れてしまいました。入り組んでいて美しいです。


前川國男邸。日本の近代建築の発展に力を注いだ前川國男の自邸で1942年品川区上大崎に建てられました。シンプルながら上質さを感じさせられるところはさすがです。


店舗の建物もいろいろありますよ。旅館から銭湯(ただ今補強工事中)、荒物屋、醤油屋などなど。その中でもやはり気になるのは飲み屋さん。「鍵屋」です。台東区言問通りにあった居酒屋「鍵屋」です。1856年に建てられ、震災・戦災を免れたとのこと。しかし建物の外観と店内は1970年の頃を再現しています。

現在も根岸で営業をしています。居酒屋の聖地。しかし女性客は受け入れないとのことで必ず男性同伴でないと入れないようです。最寄り駅は鶯谷でちょっと風紀がよろしくないのでメッカとはいえ行く気にはなれないので、まぁいいか。