7/26(木)栃木 奥日光

この暑さに耐えかねて滝のしぶきで涼をいただきましょうと、(確かに通過した中禅寺湖の気温は20度)日光隠れ三滝(丁字滝・玉簾滝・マックラ滝)をハイキングするとて出かけました。事前にマックラ滝の手前の橋が先の豪雨で崩壊との情報を得ていました。お目当てはマックラ滝でしたが、二つ回ってマックラ滝は遠くから眺められばと思っておりました。しかし、行ってみて駐車させてもらう施設の方から「昨晩の豪雨で滝への道が相当ぬかるんでいるので、おすすめはできません」と。やはり地元の方のアドバイスはないがしろには出来ません。断念。他の滝に変更。

左が霧降の滝 上下2段になっていて高さは75m。「下段の滝が、まるで霧を振られるかのように水が岩に当たり、飛び散って流れ落ちる。その様子からこの名がついたといわれる」とのこと。 
右が湯滝 湯ノ湖から流れ落ち、高さ70m、長さ110mの滝です。
両滝とも近くまで寄れないのでしぶきで涼をというわけにはいきませんでしたが、なんせ気温が20度いかないので涼しいです。


滝見物した後は刈込湖までのハイキングコースへ。湯元温泉の源泉横がコース入口です。


25年ほど前に訪れたときはもっと泡がぶくぶく立ち、イオウの臭いがきつかったのですが、涸れてきている? いや季節の所為でしょうか? 源泉もこの暑さに辟易して泡&臭いを出さない(アホか、私は!)
アホと言えば私に勝るアホがいました。小学生の高学年が夏休み課外学習でしょうか、来ていまして、この源泉を掛け合いしていた男子生徒。「アチチ、アチチ!」と喜んで。アホか君らは。まぁ、大事に至らないので微笑ましいといえば微笑ましいで済んではいます。しかし何故に子供の男子は女子に比べると馬鹿が好きなのか、という認識を深めたのであります(ごめんね)。


ハイキングコースの当初20分位はこのように笹の道が続き楽でしたが、そこからはハイキングと言っていいのと思うぐらいに険しくなります。きついととても写真を撮ってられません。余裕無しです。コースタイムは1時間ですが我々は1時間15分掛かって刈込湖に到着。


静寂の湖でした。風もなく音が何もない。昼食休憩をゆっくり取り下山。下山はひょいひょいとコースタイムの45分。とても心休まる出来事がありました。茶色の小さめの蝶が10分ほど私を先導してくれるのでした。私の足元を低空飛行し先に進み、止まっては私が近づくとまた進み、の繰り返しです。ちょっと感激。友達になれたような気がして。連れて帰りたいぐらいでした。蝶に尋ねれば「別にぃ〜」かもしれませんが(笑)。

友となり夏蝶我を先導す

今晩の宿は群馬の丸沼温泉です。