奥日光の高山植物

西ノ湖から隠れ滝への道中にガイドの阿部さんから教えてもらった植物です。
先ずは挨拶代わりにこの花を
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ニッコウキスゲ(日光黄管)    ミヤマイラクサ(深山刺草)※1   

私のハンドルネイムになっていますニッコウキスゲ。まだ満開とはいきませんでしたが、赤沼茶屋の脇に植えられていました。日光では霧降高原が今が満開のようです。
右の葉にトゲがあるものは、、、名前忘れました。味が悪いのか鹿は食べないそうです。増殖する可能性あるかな。
※1(追記)
葉にトゲのあるものは「ミヤマイラクサ」。むしろ食べられる植物で、トゲはその対策として進化したもの。トゲの中には蟻酸が含まれており、触るとイライラする。(阿部さんより)


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クリンソウ九輪草)       サワギク(沢菊)

クリンソウはもうすでに盛りは過ぎておりましたが、6月の千手ガ浜に群生し沢山の人で低公害バスも満員になるようです。
サワギクは7〜8月が花期で奥日光では普通に見られます。葉が細かく裂けているので。ボロギクとも呼ばれているようですが、それはかわいそう。


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フタリシズカ二人静)      ノバラ(野薔薇)

フタリシズカ能楽二人静」の静御前とその亡霊の舞姿にたとえた名の由来です。


f:id:nikkokisuge:20190716132029j:plain:left ミヤマカラマツソウ(深山唐松草)
花は1cmほどで小さく可愛らしい。小花は花糸が多数付いています。これがカラマツの葉に似ているのでこの名が付いたいます。







※綺麗に撮れている写真は安倍さんよりいただいたものです。私のデジカメと腕ではそうはいきません。

翌日は戦場ヶ原を散策しましたが、中を流れる湯川には、小笠原流? 草月流? と思わされるような前衛的な生花が。流木に芽を付けた草木が生えて、見事な自然の造形物です。
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