2019年7月の俳句

おまけよと女将差し出す冷奴  (おまけよと おかみさしだす ひややっこ)

居酒屋に常連になればこんなサービスをうけられるかな。季語:冷奴


ここもまた冷し中華のタレ談義  (ここもまた ひやしちゅうかの たれだんぎ)

冷奴の薬味もいろいろ好みがあるようですが、冷し中華のタレにうるさい方もいるようで。私はゴマダレより酢醤油派。それも酢の強めが好き。コンビニの冷し中華ってすぐれもの。美味しいです。酢を少し足しますけど。季語:冷し中華


二の腕の細きをんなや白日傘  (にのうでの ほそきをんなや しろひがさ)

子供を抱っこしたり、重い荷物の買い物で主婦は腕がたくましいです。おばさんは遠い昔になくした細い腕に憧れます。細い腕ってセクシーであると、それぐらい憧れます。季語:日傘・白日傘


忙しくもやがて落ち着く扇子かな  (せわしくも やがておちつく せんすかな)

どなたも最初はバタバタと。涼まれば次第にゆっくりになっていきますね。季語:扇子


水含むごと膨らみて梅雨の月  (みずふくむごと ふくらみて つゆのつき)

今年の梅雨はそんな感じでした。それもそろそろ開けるでしょう。季語:梅雨の月