ウエールズ対フランス (6 Nations Rugby 2021)

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 いよいよ最終節を迎えた ラグビー欧州6カ国対抗戦。全勝優勝(グランドスラム)を目前としたウエールズ。若手軍団のフランスを相手に勝利できるか、フランスは好調とはいえ今年はウエールズかなと思っておりましたが、意地を見せるフランスは退場者を出しながらも、ブリス・ドゥラン(Brice Dulin)が終了間際に信じられない逆転トライを決め、32-30でウェールズグランドスラム(全勝優勝)を阻みました。フランスは1名のレッドカード。ウエールズはラスト10分で2名のイエローカード。こんなにカードが乱れ飛ぶ試合は珍しい。前半のウエールズは規律を守って試合を運んでいたのに、後半は規律が乱れてしまいました。

 この黒星でウエールズの全勝優勝はなくなりました。フランスはイングランドに負けて1敗。そして26日に延期になっていたスコットランド戦を行い、ボーナスポイントを獲得して21点差以上で勝てば優勝となるそうです。2021年のイングランドは全く振るわずフランスとイタリアに勝っただけで2勝3敗5位です。最下位はもうずーっとイタリアです。60数連敗だそうです。他の5カ国とあまりにも力の差がありすぎます。解説者のイングランドの不調が話題となって「5位って最下位と言っていいですよ」と言ってましたが、イタリアを念頭に入れていないぐらいイタリアは弱い。それはイタリアに失礼でしょうと思いますが、全くそのとおり。


f:id:nikkokisuge:20210322150105j:plain:left あんまり他所の国を悪く言っても何なので、、、、イタリアの期待のかかる若い選手を紹介。フランコ・スミスヘッドコーチも彼を絶賛しています。自ら切り込んでトライもあげるし、頭脳的なプレーで魅了します。まだ21歳と大いに期待できる新人です。