相槌はあいまいなまま夕朧 (あいづちは あいまいなまま ゆうおぼろ)
人の話を聞いてんだか聞いてないんだか、きっと聞いてないんだわ、プンプンプン!季語:夕朧。
もうもうとミモザの火の手吾の胸に
(もうもうと みもざのひのて あのむねに)
あぁ、私も20代に戻ってミモザの花をイタリア男性からもらいたいな。季語:ミモザ
ものの芽のはや影持ちて立ちにけり
(もののめの はやかげもちて たちにけり)
つんとしっかりした芽はその影に気が付きます。季語:ものの芽 早春萌え出る芽をいいます。木の芽というより草の芽についていうことが多いようです。
春やはる前髪切りて歩も軽く (はるやはる まえがみきりて ほのかる)
髪を短くすると体も軽くなってスキップしたくなるような、ストレスも。 季語:春
学業に無念残して三月尽 (がくぎょうに むねんのこして さんがつじん)
大学生、特に卒業する四年生にとっては、学校での授業も少なく心残りの一年間だったと思います。季語:三月尽 旧暦三月の晦日のことです。