6/12 ラグビー日本代表強化試合 

 静岡の袋井エコパスタジアムで開催されました。6月末ブリティッシュアイリッシュ・ライオンズ(6/26)とアイルランド(7/3)のテストマッチに備えての強化試合でしたが、予定されていた外国チームとの試合はコロナ禍では都合がつかず、去年一応の活動を中止したサンウルブズとの対戦になりました。これには驚いた!サンウルブズが復活するなんて!と心が踊りました。が、サンウルブズに在籍した選手は数名。殆どは今代表の合宿に招集された選手がメンバーとなり、代表選手選考の場でありました。まぁ、それも致し方無しでありますね。サンウルブズのキャプテンはエドワード・カーク。サンウルブズ創立のときからのメンバーです。まぁそれで納得しました。

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サンウルブズのジャージを着て応援するファンも多かったです。私もそのひとり。

日本代表も19年のW杯以来約1年8か月ぶりの桜ジャージです。19年のメンバーが主流でしたが、やはり久しぶりの試合で固くなっていたのか、動きが鈍いです。それに反してサンウルブズはのびのびとプレイし、日本代表を圧倒します。先制はサンウルブズ。その勢いに乗って前半は14-3と、日本代表をノートライに抑えました。
前半終了で日本代表はすぐロッカールームに下がらず、ピッチ上で円陣を組んで仕切り直し。新しいルーティーンとキャプテンのリーチは言っております。
後半は日本代表、交代若手選手が躍動しました。WTBシオサイア・フィフィタがカウンターアタックで抜け出しチャンスを作り、田村に代わったSO松田力也、茂野に代わってSH齋藤直人、リーチに代わってFLテビタ・タタフらが投入されて、攻撃のテンポが上がり4トライを奪いました。で、結局32-17で日本代表の勝利。辛勝ではありましたが、一応胸をなでおろしました。しかしこのままではとても欧州遠征でいい結果を得られるとは思えません。なんせあちらは去年の晩秋から代表の国際試合をしていますが、日本はようやっとです。しかし、ブリティッシュアイリッシュ・ライオンズ(イングランドウエールズアイルランドスコットランドの各国トップスターの混成チーム)との試合をできることはとても名誉なことなので、頑張ってください。これも19年W杯の8強入りを果たしたからこそのお招き。なので、余計に無様な試合をしないでほしいなと思う次第です。