ラグビーテストマッチ フランス代表 vs 日本代表 第二戦

 
 7/9土曜日14:50キックオフ。国立競技場での第二戦。第一戦の完敗を修正して臨むであろう第二戦です。この一週間の待ち遠しかったこと。キックで行くかパスで行くか。キックを使いましたね。屋根が深いので直射日光はほとんどの席は免れましたが、それでもバックスタンドの席は当たっていました。
前半9分にフランスにトライ&ゴールを許し先制されますが、すぐ12分に左サイドを突破したFB山中亮平がトライ!! SO李承信のペナルティゴールも決まり8-7と逆転。なんとなんと前半終了間際の40分、FLリーチ・マイケルがチャンスを作り、再び山中がエリア中央にトライ。ゴールも決まり、15-7として前半を終えました。結局はこの2トライだけになったので、山中様々となりました。19年W杯でも活躍した山中選手、34歳となった今も絶好調! リードで前半終了とはいえ、今日は勝てると期待しつつもまだまだ安心できない。

※写真はラグビーリパブリックより


案の定、後半4分にフランスはPGで5点差に迫る(やはりPGでも良いから先に点を追加することは重要と改めて思いました)。ここからフランスはギアアップ。後半20分にはさらにPGで3点を追加し15-13の2点差に迫ります。日本も自陣に迫られ通しでしたが、ディフェンス力、早い帰陣力で耐え忍びます。
が、しかし1分、スクラムから抜け出したSHバティスト・クイユーにトライを許し、ゴールも決められ、フランスが20-15と逆転。敵ながらあっぱれなトライでした。

後半34分、フランスの攻撃に耐えようやく敵陣に押し込めました。連続攻撃から後半交代出場したのテビタ・タタフがトライ!! と思いきや、フランス選手たちはレフリーにTMOを要求。で、TMOによりノックオン判定・・・・。ビデオを見るとそれは明らかで幻のトライになりました。ボールを脇に抱えるタタフの腕にフランス選手の手が入り、グランディング前にころっとボールが落ちた。やはりフランス選手は技術が優れているんでしょうね。
試合はこのまま20-15で終了。日本がフランスに初勝利という記念の日にはならなかったですが、あと一歩まで追い詰めたのだから。。。。ということにしましょう。しかしいつかはこの壁を破らないことには。
負試合観戦の疲れは翌日曜日まで続くのでありました。
観客数は57,011人。


※写真は日本ラグビー協会より


※写真はフランスラグビー ツイートより