島根旅行 月照寺

 二日目は松江藩主の菩提寺である月照寺に行きました。茶の湯で有名な七代目(治郷/不昧公)のお墓もあるということにて訪れました。1664年徳川家康の孫である初代藩主の松平直政が生母月照院の霊牌を安置するため、前の洞雲寺を改称し月照寺として復興したとのことです。

まず目が行くのは、不昧公が愛した「茶の湯の名水」。(この井戸から直には飲めません)

松江は不昧公の功もありまして茶の湯文化が広まり根付いておりまして、今も多くの市民がお茶や和菓子を楽しんでいるようです。

境内全体が国の史跡に指定されており、歴代の藩主のお墓があります。初代から順にお参り。初代と七代不昧公の廟門は島根県重要文化財に指定されています。
不昧公の廟門を。

お墓は初代のものです。大体お墓はこんな形をしていました。お墓は境内に歴代10代のお墓が点在していましてさすが、、、、さすが疲れた。

月照寺の大亀
夜中になると市中を歩き回る伝説があります。小泉八雲の怪談にも登場する大亀。
頭を撫でると長生きできるとか、撫で忘れた!

この後、小泉八雲記念館と旧居を見学。八雲はずっと松江に暮らしたかと思いきや、2年足らずで熊本に移りました。なんでも松江のジメッとした天候が気に入らなかったそうです。堀川巡りで船頭さんが言ってました。今日も昨日に続いて雨が降ったり止んだり。
次は不昧公ゆかりの茶室「明々庵」を訪れます。