寂しさの少々有りて秋半ば

 うちはビールはどうも瓶じゃないと気がすまない質でして、いつも酒屋さんに配達してもらっています。ところがその酒屋さんが店を閉じることとなりました。もう25・6年の付き合いとなる酒屋さん。付き合い始めた頃はお父さんが仕切っていましたが、若旦那に代が変わり、その若旦那との付き合いが長くなりました。イベントの仕事でドブ漬けのソフトドリンクの必要が生じたときには現場に用意してくれたりと手伝ってもらいました。
 若旦那、検査を受けたらどうも悪い病気が見つかったとのこと。それを機会に店を閉じるとのことです。最後の瓶回収に来てくれた時にお互い昔を懐かしんで。もう私にとっては弟のような存在でした。いつも笑顔の優しい若旦那。戻って来てくれることを祈って、ビール瓶は残しておきますからね。



男体山守る原野の草紅葉
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