2025年11月の俳句

 この秋は吟行で二箇所邸宅に行きました。

<鳩山会館>

名門の生受く子らや新松子

季語:新松子(しんちぢり)今年できた青い松かさのこと。


秋日濃しステンドグラスの鳩舞へり

季語:秋日  
ステンドグラスがふんだんに窓を飾っていました。


<荻外荘(近衞文麿の旧邸宅)>

根っこから違ふ名門空高し

季語:空高し  
ひぇ~!! 近衛家の系譜には在原業平や藤原道長の名がありましたよ。


会談の緊張伝ふ九月尽

秋の声荻外荘の吐息とも

季語:九月尽 秋の声
荻窪会談が行われた客間や自決された書斎もあります。その時代の負の部分を感じられ立派な建物ですが背筋に緊張が走りました。


余談ながらお仲間が会社で吟行で近衞文麿の邸宅に行く、自決の部屋もあるようだと話したところ、若い社員は「それって事故物件じゃないですか!」と言ったといいます。
若い人にはそう見えるんだね。「確かに」と受け笑ってしまいました。

2025年10月の俳句

前奏を少し聴かせて虫の鳴く

 季語:虫 (秋に鳴く虫の総称)


月白や見送る人の影長し

 季語:月白 (つきしろ 月が出ようとして空が明るくなるなること)


無花果の乳に溺れて虫の死す

 季語:無花果
 この「虫」は昆虫をさします。実は蟻だったのですが蟻も季語なので虫としました。


この山の記憶となりて濃竜胆

 浅間山を眺めながら歩いた道に竜胆が色を放って咲いていました。
 季語:竜胆(濃竜胆(こりんどう)は濃い青紫色の竜胆をさします)


紅葉の兆しを見せて山の色

 季語:紅葉

2025年9月のあれこれ

 9月も残暑が厳しかった。マンションの我が家は角部屋で窓面が多く日差しが容赦ない。この暑さ年々応えるのでペアガラス(断熱ガラス)に取り替えることにしました。施工硝子店に補助金を申請してもらっているのですが、部屋のガラス面全部しないと下りない事が判明(小さい出窓はしないつもりでしたが)。申請し直しで盆前の施工がずれて9/9に施工となりました。
ああ、暑さから救われると思いきや、 なんてこった!! ここマンションに着いたのに車から降ろすときに割った! それもベランダ用の大きいサイズのガラス4箇所分。 肝心のベランダのものを。小さい窓のみの施工となった。
まぁ確かに小さい窓も取り替えたらそこだけは断熱の効果は感じます。しかし大きい面のベランダがそのままでは何も変わりはしない。
その後ガラスを作り直して、10/15へとずれ込んだ。とほほほほ、すっかり秋です。

 ラジオでピアノを弾きながらミニトランペットを吹く藤井空さんの演奏を聴いて、早速目黒のライブハウス「BLUSE ALLEY」に9/21に行きました。「空」といえば「風」。「藤井空」といえば「藤井風」。お二人が兄弟とは知りませんでした。空さんが風さんより一回りほど上のお兄さんです。 曲は自作。なかなか才能豊か。久しぶりのライブ、楽しく過ごせました。

2025年9月の俳句

お手玉に入る小豆の手に柔ら

季語:小豆


一粒づつ消えて画材のマスカット

写生をしているのに家族が通りすがりにつまんで行きます。「もう!!」と怒りながら自分もとうとうつまんで。。。季語:マスカット・葡萄


夕日受け芙蓉は花を終へにけり

季語:芙蓉


ふぃりりりり声の澄みをり草雲雀

季語:草雲雀


この頃は遅参気味なる竜田姫

季語:竜田姫 歳時記によりますと「奈良の平城京の西にある竜田山を神格化した女神のこと。秋の造化を司る神とされ春の佐保姫と対をなす。」

2025年8月のあれこれ

 記事をあげる作業がすっかり疎かになっております。それは偏に高齢化とともについつい億劫になってきたから。
面倒だなと思うようになってしまったから。記事を残す情熱はすっかり失せてしまいました。
コンスタントに続けている皆さんに敬意を払いつつ、私はもはや忘備録的に綴ることしかできません。そうでもしないと何かあった、どこそこに出かけた、、、、、を忘れてしまうから。

今年の8月、なんとまぁ暑いことか。もう息も絶え絶えの中、初旬に嬬恋の貸別荘へでかけました。なんとまぁ東京と13度も気温差があって寒いくらい。その温度差に2~3日体調が整わず不調。東京では危険な温度のため外出はほとんどせずで従って歩くこともなく運動不足。それを取り戻すべく嬬恋では出歩いていました。でも体力は落ちていまして山など登れません。アップダウンのない志賀高原や池ノ平湿原を歩きました。

8/10に軽井沢大賀ホールで「CLASSICS2025 軽井沢大賀ホール開館20周年記念 阪田知樹ピアノ・リサイタル」に行きました。阪田さんのピアノは初めて聴きます。お若くてなかなかの技巧的な弾きっぷりに感心しました。なんでもピアノは「2023年6月、故 大賀典雄の夫人で軽井沢大賀ホールCLASSICS実行委員長の大賀 緑より「これからの演奏家のために」と軽井沢大賀ホールへコンサートグランドピアノの最高峰《STEINWAY&SONSハンブルグ製D-274》が寄贈されました。」とのことです。

小諸城址も散策。その中にあった蕎麦屋さんの「出汁そば」は美味しかった。期間中2度行きました。ここの蕎麦を食べるのに城址公園の入館料(200円)を払わなければいけないのが難点ではあります。
蕎麦で言えば貸別荘の近くに鎌倉観音堂がありましてそこにある蕎麦屋「任天堂」も美味しかったです。ぷらりと入ったお店ですがそんな機会に良いお店が見つかるものですね。最初に入ったときは胃腸が今イチだったのでざる蕎麦だけにしましたが、地元のお野菜の天ぷらがとても美味しそうだったので、日を改めて行きましたが定休日で残念!

滞在中、雨が多くやっと8日目で浅間山を見られました。浅間牧場より

今回知ったことですが、嬬恋から上田の菅平高原ラグビー場が近いということで、丁度早稲田大学と帝京大学の練習試合があるので行きました。隣のグランドでは明治大学と天理大学の試合もあったので前半後半と分けて見ました。もちろん無料です。
案外応援に来ている人が多いものだと驚きました。グランドから少し下るとお店も並んで今や一つの街になっている感じです。

嬬恋で10日間過ごし、東京に帰ったけれど相変わらずの猛暑。帰ったら帰ったで温度差の調整がつかず(やはりこれも加齢のせいか)、夏風邪となり熱は出ないけれど喉の痛み痰と咳。で治ったと思ったら風邪からくる中耳炎。そんなかんなで9月に入りました。

2025年8月の俳句

忙しくもやがて落ち着く扇子かな

季語:扇子


朝顔の有刺鉄線なんのその

季語:朝顔


もろこしの焦げる匂ひと囃子の音

季語:もろこし(とうもろこし)


新涼の朝のトースト香ばしき

季語:新涼


めだかのためせっせと溜める日向水

季語:めだか、日向水
季重なりですが、めだか当番の夫に敬意を払って。

7月過ぎて思うこと

 今年の7月は結構行事が多くてあっという間に過ぎた感じです。月初に俳句結社の30周年記念祝賀会が横浜のホテルニューグランドであり主宰やお仲間と祝い楽しいひと時を過ごしました。俳句の流れでいえば中旬に句会が3回あり作句に追われ(それを理由に良い句が作れず)、お茶のお稽古もあり、下旬には絵本読み聞かせの夏休みお話会があり、その準備・練習。

 そうそう参議院選挙もありましたね。投票日当日は猛暑を避けて朝一番(7時)に行きましたが思いは同じか、たくさん来ていました。若い男子が投票用紙をヒラヒラさせて来ていました。その風景で今回は若い人も投票率が上がるかなと。
自民党の苦戦は想像していましたが、参政党の躍進にはびっくりです。その参政党から元ラグビー選手でこの頃は解説などしていた人が比例区でぎりぎり拾われて当選です。「なんで!?」
参政党は「日本人ファースト」と謳っていますね。ラグビーには海外からの選手が多いです。しかも今の日本のラグビーがあるのはそもそも昔から海外選手の活躍があってからこそ。「なんで!?」
その人のページを読んで海外選手を排除しようとすることではないようでして、スポーツ界の向上に一役をということらしいですが、、、、、解せん。 だったら別の党からでもいいんでない。

減税面でいえば、衆参両院の議員数を減らせばいいのに。それに関して野党はどんな意見なんでしょうか。議員数を減らすと、少数野党は当選者が少なくなるからかな。よく分かりませんが。

そんなかんなの7月でした。