俳句

2019年8月の俳句

群生に及ばぬ原の夏薊 (ぐんせいに およばぬはらの なつあざみ)7月に奥日光出かけた時ですが、小田代ヶ原には夏薊はまだ咲いていませんでした。かすかに数本だけでした。薊好きなので残念でした。咲く頃に行ってみたいです。季語:夏薊。薊は種類が多く春…

2019年7月の俳句

おまけよと女将差し出す冷奴 (おまけよと おかみさしだす ひややっこ)居酒屋に常連になればこんなサービスをうけられるかな。季語:冷奴 ここもまた冷し中華のタレ談義 (ここもまた ひやしちゅうかの たれだんぎ)冷奴の薬味もいろいろ好みがあるようです…

2019年6月の俳句

東雲に沼は光りて蜻蛉生る (しののめに ぬまはひかりて とうぼある)蜻蛉が羽化する様子をYouTubeで観ましたが、夜明け方のうっすらの光が幻想的できれいでした。季語:蜻蛉生る(とんぼうまる)。俳句では「生る」を「ある」と詠むことが出来ます。五文字…

2019年5月の俳句

兼題に「令和」に関することと出ました。そこで2句。気淑くしてローブ・デコルテ初夏光る (きよくして ろーぶ・でこるて しょかひかる)花は葉に皇居の堀に影広ぐ (はなははに こうきょのほりに かげひろぐ)即位の礼や参賀にはテレビで皇居が映し出されま…

2019年4月の俳句

花冷の戸惑う服の薄さかな (はなびえの とまどうふくの うすさかな)今年は桜が咲いてから寒い日が続き、着るものに困りました。季語:花冷 堅き意志亀が鳴こふと鳴くまいと (かたきいし かめがなこふと なくまいと)亀は鳴きません。季語:亀鳴く は藤原…

2019年3月の俳句

二ヶ所ほど割れて豆単卒業す (にかしょほど われてまめたん そつぎょうす)豆単、赤尾の豆単です。今や豆単は死語ですかね。今もあるようですが昔の様相ではないのかな。若い人で知っている人はいなくて、同じ年代の人が一人だけ取ってくれました。見事コケ…

2019年2月の俳句

なまはげや足は命の音のして (なははげや あしはいのちの おとのして)お面はもちろん迫力ありますが、どたどたと家に入ってくる足音にも迫力があります。生では観たことがありませんが、まぁ、テレビのニュースでいいかな。幼児の気が狂わんばかりの泣き方…

2019年1月の俳句

よき終はりよき始まりと去年今年 (よきおわり よきはじまりと こぞことし)年の締めくくりを気持ちよく終われば、スタートも気持ちよく始まります。できるだけ大晦日は穏やかに過ごしたいと。季語は去年今年。元日の午前0時を堺に今年に移り変わることです…

2018年12月の俳句

冬の滝山の背骨となりしかな (ふゆのたき やまのせぼねと なりしかな)まっすぐと一筋に落ちる滝。冬にはそれが背骨のように見えます。季語:冬 環七も静かに暮れて冬の雨 (かんななも しずかにくれて ふゆのあめ)交通量の多い環七が静かなんて想像できま…

2018年10月の俳句

一刷けの頬紅さして林檎トキ (ひとはけのほおべにさしてりんごとき)今が旬のトキ。王林とふじの掛け合わせと言われています。甘くて程よい酸味がいいですね。同じ風貌の「ぐんま名月」も間もなく登場です。季語:林檎。 銀杏黄葉集めては放る幼き子 (いち…