2023年9月の俳句

抜かるるも良しと思へる良夜かな
良夜くる父母の待ちたるふる里に

帰り道後ろの人に抜かれても悔しいと思わず(案外負けず嫌い)、名月であればゆっくり歩いて今宵の月を楽しんで。
もっと帰郷すれば良かったと後悔。  季語:良夜 名月の夜のことです。


夜食旨しサインコサインタンジェント
反抗期夜食素直に受け取りし

私、数学は苦手でした。美味しいからと言って捗ったっわけではなく。母さんゴメン。
下の句は息子たち。こういうときだけは素直。ありがとうの言葉など添えて。


大漁なる海を引き上げ鰯雲  季語:鰯雲

流れ星手の内に落ち金平糖  季語:流れ星