4/23~25と熊野古道を訪ねました。熊野古道が世界遺産に登録された年に(20年前)その時は歩く趣味はなかったので、熊野三山、那智の滝など観光名所を訪ねる旅行でした。で、やはり今回は古道を歩きたいと、それを目的に。
第一日目は羽田より南紀白浜空港へ。乗る時間は1時間15分。短くて楽。県内の移動はレンタカーで。
清姫の墓(伝承「安珍・清姫」)。清姫が住んでいたとされる真砂の地にお墓があります。
滝尻王子(かつては熊野三山の聖域のはじまりとされていたいた)→熊野古道館(熊野古道に関するさまざまな展示や観光案内)→「高原(たかはら)熊野神社」
高原熊野神社は熊野古道沿いの神社では現存最古のものです。応永10年(1403年)に建てられた朱塗り檜皮葺、春日造の社殿です(県重要文化財にも指定)。小さくて華美ではなく、その昔里人は親しくお参りしていたであろうと想像します。
境内には、樹齢1000年といわれる楠の大木もあります。この大木には魅せられてしばらく離れることが出来ませんでした。
大楠一期一会の春惜しむ
(おおくすのきいちごいちえのはるおしむ)
熊野古道なかへち美術館(公立)。1997年に建てられたガラス張りの美しい建物です。郷土ゆかりの日本画家作品など1000点以上収蔵しているそうです。
このときは「Tomonari Hsshimoto Untitled」陶芸家 橋本知成の作品でした。陶土、酸化金属、釉薬を素材とした近年の作品でした。