せせらぎは渓の声とも水温む (せせらぎは たにのこえとも みずぬるむ)
渓谷の水音が春がきたよと告げているような。 季語:水温む。
明朗な園長の居てチューリップ (めいろうな えんちょうのいて ちゅーりっぷ)
チューリップは幼稚園のお約束。必ずといっていいほど園庭に植わっていますね。
季語:チューリップ。
山彦の返りて春を孕みをり (やまびこの かえりてはるを はらみをり)
春や春。なんにでも春を感じてしまう。季語:春。
現し世とも春の夢とも白拍子 (うつしよとも はるのゆめとも しらびょうし)
「白」をテーマに句を詠む。なかなか難しいです。季語:春。
三輪車行っては戻る木の芽どき(さんりんしゃ いってはもどる このめどき)
春になると子供がわんさか出てきますね。
三輪車のお稽古。パパの笑顔も嬉しくて。季語:木の芽。