2023年6月の俳句

飴細工のイルカの跳ねて夜店の灯

飴細工のあの技に見い入ったものですが、今やほとんど見かけらせませんね。季語:夜店。


風を吸ひ揉みて吐き出す夏柳

細く若い木ですとそんな印象は薄いですが、大きな柳ですとこんな風景を目の当たりにします。季語:夏柳。


梅雨に入るワイパーの孤の忙しげに

最近の梅雨雨も豪雨になってしまって。季語:梅雨に入る。


ナイターや子規に見せたしLED

俳人正岡子規は当時入ってきた野球に関心を持ち楽しんでいたようです。ナイターになっただけでも子規には驚きですが、ましてやそれがLEDとなって。季語:ナイター。


帰省子の話半分として聞き

まぁ、1mが3mとなっても、それはそれで我が子であれば可愛らしいですが。。。半分と見積もるのも賢明であるかと(笑)。 季語:帰省子。