「下丸子らくご倶楽部」

 東京都大田区のこの落語会は30年も続いているんですって! 知ったのは最近。すごく残念です。2500円とお値打ちなお代で見られるのに聞けるのに。
何と言っても桃月庵白酒が好きです。コロナ禍もあって4年ぶりぐらいに聴けました。林家彦いちも久しぶりです。若手の鈴々舎馬るこは初めてです。大柄の噺家さんです。








 「金明竹」は難解な上方言葉を何回も繰り返すところが妙です。
彦いちの新作落語「保母さんの逆襲」は初めて聴きました。保母さんがだんだん自虐的に陥っていく様子を見事に演じていました。
漫才はライブに限りますね。テレビなどですと、当たり障りのない話題となりますが、この日は最近の話題のチクリ・ヒネリが冴えていました。将棋の藤井聡太さんの話題で、「きっと岸田総理もあんな息子が良かった、、、と思っているに違いない」には大ウケでした。とにかく3分に1回は笑えます。やはり寄席には行くべきですね。テレビで満足していては駄目かも。
白酒の「代書屋」は中堅どころ(?)の安定感。体も安定しているし。
久しぶりの大笑いの夜となりました。