コンサート 『マチネの終わりに』

 6月末から片付けなければならぬ事が多くて忙しなく過ごしておりました。自分のブログは忘備録的な意味合いもあるので、なるべく書き留めるようにしておりますが、、、何でしょう、歳とともに時間の感覚が薄れてきて、結局は間際になって慌てる様になりました。夏休みの宿題をやっける状態の日々だったので、これは歳には関係なく昔からから(汗。

コンサート『マチネの終わりに』は7/5大田区区民ホール・アプリコ 大ホール。本と音楽の素敵な出逢いvol.1 。小説家 平野啓一郎さんの作品「マチネの終わりに」を題材に、小説の主人公天才クラシックギタリスト蒔野聡史と国際ジャーナリストの小峰洋子の大人のラブロマンス。それでギタリストの大萩康司さんが小説の中で出てきた曲を中心に演奏します。この構成はプロデューサーの浦久俊彦さんによるもの。
第一部は平野さんと浦久さんのトーク・ステージ。いかにしてこの小説を発想したかを語りましたが、どんなだったかあんまり覚えていません(すみません)。
第二部はコンサート
まずは大萩さんのご挨拶代わりに耳馴染んだ「サマータイム
A.バリオス:大聖堂 1.前奏曲~郷愁 2.宗教的なアンダンテ 3.壮厳なアレグロ などなど。小説の中で主人公が弾く曲です。
大萩さんのギターは初めて聞きます。というか、そもそもギターソロコンサートは初めてです。その良さをどう表現したら良いのか分かりませんが、とにかく素晴らしかったです。このホールの音響設備も良いのか綺麗に音色が響きます。
このコンサートを聴くに当たって図書館で借りて小説を読みましたが、どうも長編は読み切る努力・体力がなく、ちょっとすれ違いが多いなで半分で止めちゃいました。平野さん、大変失礼しました。読み返します!

次回のコンサートもチケットは購入できているので、今度こそ宮下奈都さんの『羊と鋼の森』を読まなくちゃ。難しくありませんように。