小春日和の 11/5、東京都国分寺にあります殿ヶ谷戸庭園に行ってきました。JR中央線なんて何年ぶりに乗るでしょうか。久しぶりの電車でお出かけもそれだけでウキウキしました。
大正初期に後の満鉄副総裁になる江口定條の別荘として建てられ、昭和4年には三菱財閥の岩崎家の別邸となったそうです。(しかし岩崎家はどんだけ金持ちなんじゃ!と思うほどにあちこちに所有していた別荘がありますね。) 昭和49年に都が買い取って整備し有料庭園に。
入口に現在庭園で咲いている花がこのように植えられています。隣には花の名前の立て札があり、これはいいアイディアです。
武蔵野の自然の地形を巧みに利用した回遊式林泉庭園。「崖の上の明るい芝生地と崖下の湧水池、樹林で雰囲気が一変する造園手法がみどころのひとつです。」とありますが確かに納得です。
湧水の水源とそれでできた池。
竹林はどこでも大きくても小さくても、爽やかでありますね。
明るい芝生、湧水池、樹林の庭園をゆっくりのんびり小一時間で散策できる無理のない広さです。庭園の由来は地名から。平成23年9月に国指定の文化財(名勝)となったそうです。