リポビタンD TOUR2021 として11/13にポルトガルのコインブラで行われました。こちらは北と南のオータムネーションズカップと違うのでリポビタンDの冠が付いています。余談ながら、リポビタンはずっとずっと~昔から、観客が入らない昔からスポンサードしていてくれたらしいです。会場では必ずリポビタンDのブースがあって「ファイトイッパーツ!」を誘われ、リポビタンDを貰えるのです。ちょっと面倒くさいなと思っていましたが、昔からのスポンサーと知ったからには喜んで「ファイトイッパーツ!」やらせていただきます!
ポルトガルは強くはないです。ランキングも19位。日本は10位(Tier1)。まぁ、普通なら大差をつけての日本圧勝の試合であります。日本はメンバーをアイルランド戦より10名変えて、若手も入れて、ベテランのリーチ・マイケル、中島 イシレリ(19年W杯の勇者たち)も入れて。しかしながらそのベテランのお兄さんがいただけなかった。後半3分にリーチが、36分に中島が反則を犯しイエローカードを出され各10分間の退出。ふたりともこのところメンバーから外れているので功成し遂げたくて焦ってしまったか。
リーチは19年に素晴らしいキャプテンシーを発揮してくれたから、もうそれだけで私など十分なのですが、現役である以上、選手として真ん中でいたいですわね。分からんでもないですが、若手に場を譲るのもみんなが味わう宿命です。そういえば19年のレジェンド トンプソン・ルーク(40歳)も引退し母国に帰国したのですが、現役選手として戻って来るらしいですよ。
試合ですが、前半4分にフィフィタがトライを決め、松田のコンバージョンキックも決まり7点先取。こりゃ幸先良かね。ポルトガルにトライを許しますが、松田のキックは冴えPGを重ねて、初キャップ24歳の中野将伍もトライを取り、21:11と10点差をつけて前半終了。それでも印象的にはポルトガル、侮れない、強いじゃないですか。
後半に大差を望める雰囲気は観てて無くなる。まさか負けはしないと思うけど、、、。
リーチがイエローカードもらってすぐ相手にトライ&ゴールを決められ、姫野がトライを決めれば向こうもトライとシーソーゲームが続きます。後半36分に中島がイエローカードを出され、そのときは31:25の6点差に追い詰められました。1try&1goalで逆転されるじゃないですか!
しかし、41分山中亮平がトライを決め松田もゴールを決め、38:25で日本は勝ちました!辛勝ですわね。これで勝ちグセをつけて、週末のスコットランド戦に望んでほしいです。
CTB中野将伍。1トライを決め、トライのアシストもしました。速さと強さがあり、今後に期待です。
SO松田力也もフル出場でした。正確なキックで勝利へ導く働きをしました。
1週前の日本をぼこぼこにしたアイルランドはニュージーランドを29―20で破りました。やっぱり今年のアイルランドはホームということもあってか、強いであります。