立山 弥陀ヶ原

7/31 正午頃に着きまして、ゆっくりと弥陀ヶ原を散策しました。弥陀ヶ原(1900m)からは大日岳がよく観えます。


散策路は木道に整理されていて歩きやすく、また植物も保護されます。まずチングルマの群生に目を奪われます。落葉低木で直径は約3cm。立山ではここ弥陀ヶ原・室堂・天狗平に7月~8月に咲きます。右下の写真(ピンク)は果実です。それは知りませんでした。今回はじめて観ました。1900mの弥陀ヶ原ではチングルマも終わりに近づき、果実の方が多かったです。


ワタスゲ。長さは10~20cmです。ワタスゲも終わりに近く果実に白い線毛ができていました。6月~7月。立山では弥陀ヶ原に多く見られます。


大好きな花ニッコウキスゲも群落していました。


この湿原の特徴である池塘。ここでは「ガキ田」と呼んでいます。何故にガキ田(餓鬼田)「伝説によると、立山の餓鬼道地獄に堕ちた亡者が作った田んぼとされ、餓鬼田と名付けられたという。」とのことです。なかなかにすごい謂れですね。


 ミヤマゼンゴ。
直径約20cm。
蜜が甘いのか蜂がいっぱいたかっていました。








 クルマユリ














 ハクサンフウロ












 ミヤマキンバイ













 ショウジョウバカマ













 タテヤマリンドウ














曇りがちな弥陀ヶ原でしたが、散策の終わりごろには霧があっという間に広がりました。